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新年の抱負と併せて考えるコーチングと習慣づくりの大切さ

2020年最初の投稿です。本年もどうぞよろしくお願いします。今年も国内外のデジタル、テック、メディアのトレンドを中心に気になるトピックを追いかけながら、大切と感じる、役に立つ、と思える情報やアイディアを紹介しつつ、可能な限り自分の考えも綴っていきたいと思います。

さて、今年年初にまず気になったのはコーチングと習慣づくりの大切さ、です。

新年のこの時期になると多くの人が新年の抱負を考え、ブログやSNSで宣言している人も多いのではないでしょうか。新年に立てた抱負は25%の人は1週間で続かなくなる、とも言われる一方で、46%もの人は6ヶ月維持出来て、そして8%の人は1年を通じてやり抜いている、と言われています

どうすれば1年を通じて年初に立てた目標を達成することができるかを考える際、自分を第3者的な立場から応援してくれる「コーチング」や、習慣をしくみ化して後押ししてくれるような「アプリ」のような外部の力に頼ることも今後ますます必要になってくるのではないか、と感じます。

・ビジネスの世界で広がりつつある「エグゼクティブ・コーチング」

エグゼクティブ・コーチングの急激な増加』と題するフィナンシャル・タイムズの記事によると、毎年1月の第1週はコーチングの問い合わせが急激に増えるそうです。

産業や社会の構造が大きく変化する中で、個人の成長のみならず企業やスタートアップの成長のためにも「コーチング」が注目されています。国際コーチ連盟のデータによると米国では2017年において23.5億ドル、欧州では約9億ドルが費やされる程の産業になりつつあるようです。企業が支払うコーチの費用は決して安くはなく、世界コーチ連盟によると平均1時間あたりの費用は231ドルと言われています。

国内でもコーチングへの注目が高まりつつあり、特に20代の若手層が自腹でコーチングを探す、「mento」のようなマッチングサービスなども広がりつつあるようです。

そんな中、年末年始の書店を覗いてみると一冊の本が大きく平積みされていることに気づきます。『1兆ドルコーチ〜』と題したその本は「シリコンバレーのレジェンド、ビル・キャンベルの成功の教え」と副題がつけられています。

スティーブ・ジョブズやグーグル共同創業者のみならず、シリコンバレーの誰もが知る企業の創業者らが会社を急成長させる過程で、欠かせない黒子のコーチとして活躍したビル・キャンベルの人柄や、彼のコーチングのスタイルが余すことなく紹介されています。

企業において経営・マネジメントを担う人が読むべきビジネス書としての側面ももちろんある一冊ですが、ひとりの人間が多くの優れた人たちの成長に関わる過程で、どのようにして彼ら彼女らを人として愛情を持って接してきたかのエッセンスを学ぶことができる1冊です。高いお金を支払いコーチを雇う前に、こうした書籍を読んでみることで「セルフ・コーチング」をしたり、コーチングの重要性を学んでみてはいかがでしょうか。

目標を行動に落とし込み、しくみ化させるためのアプリ〜Strides

新年の抱負を持続し結果を出すためには目標を行動に落とし込むための強い意思が大切なのはもちろんです。とはいえ、人間は弱いもの。行動を持続させるためのしくみとしてのアプリを活用してみることもよいかもしれません。
先日初めて見つけたアプリですが新年を機に使ってみようと思っているアプリをご紹介します。Strides(ストライド)という目標・習慣管理アプリです。

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このアプリを使うことで日々繰り返し習慣化したい行動をリストアップすることが出来て、それぞれにリマインダー通知を設定したり、完了した際に簡単にチェックをすることで進捗を確認することが出来ます。減量する、毎日1万歩歩く、ブログを定期的に書くなど、ついつい先延ばしにしてしまいそうな日々の行動を習慣させてくれるのではないか、と期待しています。

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今回は以上です。2020年の幕開けというタイミングで新年の抱負を考えている方にとって少しでも参考にしていただければ幸いです。自分自身がコーチングの考え方やアプリを活用して一年の目標を実現出来ているかどうか、1年後に改めて振り返ってみたいと思います。みなさんにとってもよい2020年になることを願ってます。

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