電通のアニメスタジオ提携から考える アニメタイアップの今後
次回開催でvol.4となる「COMEMO アニメビジネスNIGHT OUT」ですが、記念すべき初回のテーマは「プロモーションとしてのアニメタイアップ」でした。
https://comemo.io/entries/7746
拡大するアニメタイアップ広告
初回を行ったのが2018.4.25でしたが、その頃からテレビCMや交通広告でアニメや漫画との企業タイアップ広告を多く目にするようになっていましたが、そこから半年が経ち、ますますアニメや漫画のタイアップはよく目にし、タイアップすることが当たり前になってきているような状況に感じます(イチ生活者としての実感ですが)
電通がアニメスタジオと提携 力を入れる大手広告代理店
そのような状況の中、2018.10.22に電通がサンライズなどの有力アニメスタジオと連携したアニメーション制作スタジオ「Dentsu Japanimation Studio」の設立を発表しました。
http://www.dentsu.co.jp/news/release/2018/1022-009626.html
また博報堂も以前から「アニものづくり」というアニメタイアップのアワードを開催するなど、アニメタイアップは大手広告代理店にとっても注力分野であることが伺えます。
またアニメタイアップに強いと言われているADKは、出資先の中国のEC事業者に強みをもつアニメコンテンツの利用を検討していると23日に発表がありました。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO36768840S8A021C1TJ1000/
アニメタイアップを依頼するクライアントも増加?
一方で、先に開催したイベントの中でも、クライアントの意思決定層がガンダム等のアニメを幼少期から親しんでいた世代となったことで、クライアントからアニメ制作会社等に直接依頼が行くことが多くなってきているという流れ・背景もあります。もしくは、直接ではなくてもクライアント側から、広告代理店に「あのアニメとコラボしたい」というような要望も増えてきているそうです。
ますますアツくなるアニメビジネスから目が話せない
上述をしたどの現象を切り出しても、クライアント、広告代理店、アニメ制作会社とどのプレイヤーもアニメや漫画の活用の熱は上がってきていると言えます。
そのようなアツいアニメビジネスの最新動向をトップランナーたちが語り尽くす次回の「COMEMO アニメビジネスNIGHT OUT vol.4」は、
11/30(金)
に開催します。今回のテーマは、この電通の動きとも関係する
「ファイナンスから考えるアニメ」です。
ゲストはツインエンジン取締役の内田様をお迎えして、KOLでもある数土様・平澤様と語り尽くします。絶賛参加者募集中です。
https://eventregist.com/e/comemo1130
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