日本の設備投資は株価に連動

機械受注は振れの大きい統計ですし、前月の大型案件の反動もありますので、単月の急減をあまり過大評価してはいけないでしょう。

ただ、10-12月期が2期ぶりに減少となったので、確かに楽観視はできないですね。

内閣府の判断下方修正も致し方ないでしょう。

こうした中、1-3月期の見通しで小幅増加が見込まれているのがせめてもの救いです。

しかしながら、日本の設備投資と株価指数の関係を時系列で見ると、トービンのQ理論通り、2000年代以降の設備投資は驚くほど株価に連動して動いてます。

おそらく、1-3月期の見通し調査も2月以降の株価の急落を十分織り込んでない可能性があるでしょうから、今後の機械受注および設備投資は足元の株価の調整がどの程度続くか次第でしょう。

https://www.nikkei.com/article/DGXLASFL15H2O_V10C18A2000000/

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