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どうしたら「全員が創業メンバー」という会社をつくっていけるのだろうか。

会社の社員全員が経営者意識を持ち、主体的に動けるようになってほしい。きっと多くの企業が試行錯誤しておられるテーマではないかと思います。

エンゲージメントとか、働きがいとか、人的資本への投資とか、そんな話題も増えていますよね。

いずれも大切なテーマだとは思うんですが、そもそも、会社と個人が別という前提だから関係性の話になるんだよなぁと思うのです。極端な話、みんなが「自分の会社」って思っていたら、繋がりがどうとか、そういうことじゃなくなる。「自分がどうしたいか=会社がどうしたいか」だから。

そう考えると、みんなが「自分の会社」って思ってもらえる状態、つまり、みんなが創業メンバーでいられるかどうか、ということが大事なんだろうなと思うのです。

私たちローンディールという会社は、歴史の浅い20数名の小さな組織の話なので、皆さんにどの程度参考になるかは分かりませんが、今日は私たちがこの点についてどんな試行錯誤や会話をしているか、紹介してみます。

何かしら、みなさんの参考になれば幸いです。


①ボーダーラインを自分の後ろに引く

これは、何かのタイミングで、新しく入ってくれたメンバーにお伝えすることなんですが・・・

「あなたが、自分の前に『創業メンバー』という線を引いてしまったら、あなたより後に入ってくる人はみんなそうじゃなくなっちゃう。だから、もし線を引くとしても、自分の後ろにその線を引いてくださいね。」

そんな話をしています。創業メンバーという線引きは、きっと幻想だと思うから。

でも人数が増えてくると、そういう話をする機会が減ってしまうんですよね。伝えるタイミングがなくて忘れちゃうケースもあれば、言われた方もその時はピンとこないこともある。

だから、繰り返し繰り返し、折に触れてこういうことを伝えていくのが大切なんだよな、と思っています。


②在籍期間は関係ない

私たちの会社にはほとんど階層がありません。3つのステージに集約されています。

エントリー(業務を回せるようになるまで)

プロフェッショナル(PLに貢献できる人)

エース(自分なりのやり方でBSに貢献できる人)

こんな整理になっています。これについて話し出すとキリがないので、今日は割愛しますが、現在、入社1年以上のメンバーでいえば8割以上がエースというステージで仕事をしてくれています。

そうなったら、最初の頃から居ようが、この数年に入社していようが、同じ。お互いに期待する水準も、信頼関係の強さも同じ。そんなふうな関係性ができていると思っています。

階層構造がないから、ということもあるかもしれませんが、そもそも何かで「線引き」をしたり「グルーピング」されたり、ということがなく全員がフラットに会話しているということが大切なのかもしれません。


③事業を創っていく人

次に紹介したいのは、最近「創業メンバー」ということについて話をしていて、CSOの細野さんがコメントをしてくれたことなのですが・・・

「創業メンバー」の定義ってなんでしたっけ?という話です。

そもそもうちの会社は私が一人で創業しているので、創業時にいた人を指すなら「創業時のメンバー」というのは私一人ってことになっちゃいます。だからそういう話じゃない。

で、私たちが考える「創業メンバー」というのは何か、ということが話題になりました。その結果、「自分が事業を創っていくんだ」という意識を持っているメンバーのことだったんだなということが明らかになりました。

そういう定義だとしたら、どこで線引くかということや在籍期間なんて、全く関係のない話になりますね。

みんながそれぞれのビジョンを意識していて、「隙あらば、事業を創ってやろう」と狙っている感じ。これからも何が起こるか楽しみで仕方ありません。


④「日本代表」みたいな捉え方

上記、創業メンバーの定義について会話をした後に、福山から遠隔で参画してくれている小林舞さんが週報でコメントしてくれた考え方を紹介します。

事実として、私は今のところ一番最後に入社していて、「みんな創業者!」と言われても正直そんなことないってと思ってしまいます。じゃあ、どう解釈したら自分を納得させれるかと週末思案していました。

思いついたのは、LDメンバーを「FY2023を戦い抜くために召集された人たちの集まり」ととらえてみるというものです。サッカーや野球の日本代表のようなイメージで、ずっと代表として選抜され続ける人もいれば、けが人が出たからと急遽呼ばれる人もいます。

そこに「ずっといるから」「後から来たから」などはなく、とにかく勝つためのチームとして一丸になって一人一人が最大限のパフォーマンスをする努力をしているだけです。

「勝つために呼ばれたので来ました」なので、光栄ではありますが、委縮する必要はありません。そういうスタンスも私が感じているLDの考え方に近いのかなっと思っています。

なるほどなー、って思いません?笑


結局、一人ひとりが考えること

ここまで4つの考え方を紹介してきました。

例えば④の話なんて、うちの社内での共感も多かったです。でも、だからといって、じゃぁ「この考え方を採用!みんなそういうふうに捉えていこう!」みたいな話かっていうとそうじゃないんですよね。

むしろ、私はこう思ったよ、こう解釈したよ、ということがやっぱり大切だよな。それが同じになったらつまらないよな、と思うのです。

何も言葉にしなくても最初っから創業メンバー的な感覚の人もいるし、「いやー自分は創業メンバーなんて思えない!」っていう人がいてもいい。明確に定義しきらないから、それぞれの立場から、「創業メンバーとしての自分」について考える余白があって、そこに一人ひとりのオリジナルな解釈が生まれる。

少し曖昧で不安を感じさせちゃうこともあるみたいですけど、そういう状態に会社を置き続けることが大切なんじゃないかと思うのです。

明確な答えを設けず余白を残したり広げたりすること。そして「どうしたらみんなが創業メンバーでいれるかな?」って問いつづけること。それが「全員、創業メンバー」の会社でいるためのコツじゃないかなと思うのですが、どうでしょうか?

みなさんのお考えも聞かせていただけたら嬉しいです。今回も読んでいただき、ありがとうございました。


追伸:ということで、創業メンバー募集中です

こんな曖昧な感じの弊社ですが笑、また新しい多様性をもたらしてくれる仲間をいつも募集しています。もし興味を持ってくれる方がいらっしゃいましたら、ぜひHPを覗いてみてください。


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