来年はドル高がリスクに

2019年も引き続き米国経済には注意が必要となるでしょう。
減税や保護主義等によりインフレ率が加速すれば、FRBが物価の安定のために利上げを急がざるを得なくなり、中立水準を上回る金利上昇により米国経済が景気後退に陥る可能性もあります。
そうなれば、日本経済も後退を余儀なくされるでしょう。
特にドル高は、新興国経済の重荷となります。
といいますのも、新興国の民間非金融法人の債務残高/GDPはリーマンショック以降、過去にないほど膨張しています。
このため、米国資金の本国還流等により、経常赤字の新興国が経済危機や通貨危機に陥るようなことになれば、日本経済への悪影響も無視できないことになるでしょう。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO39130110Z11C18A2DTA000/?n_cid=DSTPCS001


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