和楽器とウサギ
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和楽器とウサギ

こんにちは。スマイルズの遠山です。

サックスの清水靖晃氏によるバッハの無伴奏のライブを恵比寿ガーデンホールで聴いたのは確か2005年の頃。
無伴奏をサックスで行うということが当時知的斬新さをもち、私も柄にもなく感動した。そしてLEO。

和楽器プレーヤー縦横無尽  時空を越えて活躍 :日本経済新聞


「琴や三味線といった和楽器のプレーヤーたちが縦横無尽な活躍を見せている」という。日米のハーフであるLEOというミュージシャンをYouTubeで見てみると件のバッハ無伴奏に出会った。琴の演奏など普段目にする機会は少ないが、LEOのそれをみると大きなウッドベースを横に倒して爪弾いているように見えた。サックスよりも、チェロの無伴奏と琴はそもそも相性が良いのかもしれない。


探ってみると、坂本龍一やジョンケージなどの楽曲が出てくる。琴という地域性の強いメジャーではない楽器だからこそ、色々な領域とのコラボという機会を得られるとも言える。領域を超えること自身に未知の遭遇が潜んでいる。

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ウサギぴょんぴょん障害走 愛らしい姿に喝采 :日本経済新聞



このタイトルを見て、運動会で両足を結んでウサギぴょんぴょん障害走をすると、おじさんですら愛らしい、という内容だと思って、ちょっとときめきながら記事を開いてみると、なんの事はない、本物のウサギが愛らしいと。そんなの愛らしいに決まってるじゃないか!と思ったが、更に読み進めるとなかなか興味深い記事である。

この筆者は、 若い頃にウサギをペットとして飼うことに注目して、当時は全くなかったウサギ専門店を開業するのだ。その為に、アメリカに渡り、手探りで大会に向かうがインターネットもなく何の情報もないまま空港で立ちすくむ。するとそこにウサギ柄のシャツを着た老夫婦に遭遇して、、と、もはやこの方は専門店を開業する為の強いウサギ運を持っている。そして1997年に実家を改装して初のウサギ専門店を開業させるのだ。最初の一匹が旅立つまで数ヶ月を要したというから、その間のウサギとのもやもやした思いを塑像しただけで泣けてきそうである。


しかし、ウサギぴょんぴょんの記事をおじさんのものと早とちりしたのは私が悪いが、まさか起業物語に出会うとは思っていなかった。
和楽器もウサギも、メジャーでなかったからこその独自の立ち位置を示すことができたのだろう。
私にとってのウサギも、今どこかに息を潜めているのかもしれない。


この記事を書いた人

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遠山正道(とおやま・まさみち)
スマイルズ代表取締役社長/スープストックトーキョー代表取締役会長

1962年東京都生まれ。慶應義塾大学商学部卒業後、85年三菱商事株式会社入社。2000年株式会社スマイルズを設立、代表取締役社長に就任。現在、「Soup Stock Tokyo」のほか、ネクタイ専門店「giraffe」、セレクトリサイクルショップ「PASS THE BATON」、ファミリーレストラン「100本のスプーン」、海苔弁専門店「刷毛じょうゆ 海苔弁山登り」を展開。「生活価値の拡充」を企業理念に掲げ、既成概念や業界の枠にとらわれず、現代の新しい生活の在り方を提案している。著書に『成功することを決めた』(新潮文庫)、『やりたいことをやるビジネスモデル-PASS THE BATONの軌跡』(弘文堂)。
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