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マーケティングトレースのマーケティングトレース

今日はマーケティングトレースのマーケティングトレースをやります。

どうしたいきなり?

昨日に書籍のタイトル案についてTwitterでご意見募集をしたところ、本当にたくさんアドバイスを頂きました。Twitter最高です。

タイトル案を公開しての大反省

書籍のタイトル案だけ出してしまい、そもそもマーケティングトレースをどう広げていこうと考えているのか?
つまり戦略をお伝えしていなかったことを反省しています。

普段自分自身が戦略なしに戦術に走ってはいけないと言っておきながら…

ということで、改めてマーケティングトレースの戦略を整理してみました。

・マーケティングトレースはどんなマーケティング戦略になっているのか?
・書籍はどんな位置付けなのか?

マーケティングトレースの概要

マーケティングトレースはマーケターの筋トレをコンセプトとしたトレーニング方法です。

トレーニング定義
企業のマーケティング戦略をフレームワークに落とし込んで分析し、言語化や図解をしながら思考力を鍛えるトレーニング手法です。
自分がテーマ企業のCMOになった想定で、戦略仮説づくりまで行います。

詳細はこちらのnoteより。

Facebookグループは2000人超が登録してくださっています。

ミッションは「日本のマーケティングリテラシーを底上げする」

マーケターを取り巻く環境分析

なぜマーケティングトレースをやっていて、マーケティングトレースを取り巻く環境がどうなっているのかを整理していきます。

マーケティングに関しては、山ほど情報が出ています。

Amazonで書籍を検索すれば、70,000件以上がヒットします。

次から次へとマーケティングの新しい情報が出てきて、マーケターは大忙しです。

マーケティングトレースのマーケティングトレース.001

マーケティングの情報は溢れており、マーケターはインプット過剰な状態

マーケターという職種の盛り上がり

マーケターという言葉が使われる機会は、この1年で増えてきている印象です。

マーケターという職種が日本で注目を集めはじめたのは、個人的には森岡さんの影響だと考えています。

マーケターの3大巨頭はこのお三方だと勝手に考えています。

マーケティングトレースのマーケティングトレース.002

盛り上がりをみせるマーケター界隈ですが、個人的な問題意識としては、森岡さん、足立さん、音部さんに憧れても、いきなりあのレベルにはなること難しいいですし、そもそもUSJ、マクドナルド、資生堂など、規模が違います。

この怪物クラスの方々に憧れるだけで終わってしまうのはもったいないと思っています。

チャネル最適化に偏るマーケターの仕事

なぜ、森岡さんや足立さんのような方々に注目が集まるのかを考えてみます。

結論は、マーケティングの仕事をしている人の仕事は、マーケティングではなくチャネル最適化に偏っていて、みんなモヤモヤしているからではないでしょうか?

マーケティング業界で働いているといっても、やっている仕事はリスティング広告の運用、SEO対策、SNSのコンテンツ作成・・・などで、あまり戦略を考えて、市場を動かす、顧客の課題を解決するといった仕事ができていない・・・という悩みを抱えている人が多いという仮説をもっています。

この、脱チャネル最適化をし、マーケターが市場創造・顧客課題解決ができるようになるためのトレーニングとして「マーケティングトレース」を広げていきたいと考えています。

マーケティングトレースのターゲット

マーケティングトレースは誰に対して届けていきたいのか?

大きくはこの3つの悩みのどれかを抱えている方々に届けていきたいです。

①本当は戦略を考えたいけど、今の仕事の中では考えられていない人
②これからマーケティングを学びたいけど、学び方がわからない人
③書籍は読んでいるけどアウトプットの機会がない人

山口さんのマーケティングの仕事と年収のリアルに書かれている、マーケティングキャリアの6段階を参考に考えると、ステージ1〜3で、最終的にはCMOを目指している人です。

【マーケティングキャリアの6段階】
・ステージ6:マーケティングに強い経営者(CEO)
・ステージ5:ブランド・マーケティング全体の責任者(CMO)
・ステージ4:マーケティング施策の統合者(ブランドマネジャー)
・ステージ3:特定領域の専門家(スペシャリスト)
・ステージ2:特定業務の担当者(ワーカー)
・ステージ1:マーケティング業務の見習い

マーケターとして意識しておきたい6段階の成長ステージと目標設定


マーケティングトレースのマーケティングトレース.003

マーケティングトレースのマーケティングトレース.004

マーケティングトレースのポジショニングマップ

さて、上記のターゲットに対して、どのような環境をつくっていきたいのか?

マーケティングトレースのポジショニングマップを整理するとこのようなイメージとなります。

マーケティングトレースのマーケティングトレース.006

特定のスキル(SEOやSNSなど)を学習する場はすでにあると考えており、特定の人の思考を学ぶ講座やコミュニティ(サロン)もあります。

そのため、マーケティングトレースは、コミュニティで根底にある思考力を鍛えるというポジショニングを築いていきたいと考えています。

マーケティングトレースの4C分析

マーケティングトレースの価値の届け方をこのように図解しています。

マーケティングトレーストレース .001

大切にしたいこと(届けたい価値)
・型とコミュニティの力で学習する
・より多くの人が学べるようコストを下げる
・日本全体のマーケティングリテラシーを底上げしたいので地方コミュニティ強化
・フィードバックこそ学習の質を担保する

マーケティングトレースのKGI/KPI

マーケティングトレースのコミュニティを定量的に整理していきます。

マーケティングトレースのマーケティングトレース.008

重要なのは、コミュニティのエンゲージメント率を高めることです。

エンゲージメント率が高まっている状態
#マーケティングトレースのアウトプット数が増えており
#マーケティングトレースミートアップの参加者数が増えている

マーケティングトレースでアウトプット→フィードバック→繋がりの中でマーケティング思考を磨いている→CMOへのキャリアを歩めている・・という状態をつくっていきたいです。

もし自分がマーケティングトレースのCMOだったら?

もし自分がマーケティングトレースのCMOだったら、書籍を出版します。

現在はTwitterやnoteでの発信が中心となっているため、マーケティングトレースをSNSをインプットに活用していない人に届けるために「書籍」は有効的でしょう。

また、アウトプットをしたいけど、体系的にまとまっていないためアウトプットができない・・・という人がいるはずです。

書籍でまとまった情報を届けることは、より多くの人のアウトプットを促進することに繋がると考えています。

また、書籍を機会に、地方のコミュニティをつくり、地方でもマーケティングトレースミートアップが開催されている状態をつくることが、ミッションである「日本のマーケティングリテラシーを底上げする」につながると考えています。

2019年の2月中旬頃に書籍を出せると良いのではないでしょうか?

本当に実現するかわかりませんが、書籍を出版し、よりマーケティングトレースがたくさんの人が実践している環境をつくることができれば、日本の産業が良くなるのではないかと考えています。

以上、日報も兼ねてマーケティングトレースのマーケティングトレースでした。

そして、こちらのnoteは12月にマーケティングトレースをバトン渡していく形式で作成していく企画の第一弾でした!(ちゃんまい企画)