Think ICT 2: テレワークは部下の習得技術。では、マネージャーに必要なリモートワークの技術とは?
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Think ICT 2: テレワークは部下の習得技術。では、マネージャーに必要なリモートワークの技術とは?

リモートワークを行っている企業のマネージャーの方!あなたが行うべきなのは、テレワークではありません。

 この数週間多くの企業でテレワークが開始されて、今も実施されているだろう。それは、国内・国外を問わない。

この流れは、おそらくしばらく続くだろう。結果、首都圏では朝の通勤風景も変わりつつある。

東京都が公開している、「都内の最新感染動向」というサイトの、「都営地下鉄の利用者数の推移」というグラフでは、その流れは顕著である。

さて、このように私たちの働き方にしっかり浸透し始めた、テレワークであるが、マネージャーの方の組織マネージメント方法は変わっただろうか。テレワークは、組織メンバーが行うべきこと、習得することである。マネージャーは、Video会議や、社内のチャットでやり取りすることは、当然として、テレワークを中心としたチームのマネージメント方法がある。それは、「リモートマネージメント」である。

 まず、聞こう。マネージャーの皆さん、テレワークが開始されて1週間が過ぎた今、皆さんは部下と1on1 ミーティングを一度は行っただろうか。

リモートマネージメントは、もともと他拠点の組織のマネージャーの手法

 このリモートマネージメントという言葉は、例えば東南アジアで複数の国に、自分のメンバーが配置されているようなときに使われている、組織マネージメント論です。

 日本では、多くの場合自分のチームのメンバーは、同じビルの同じフロアーにいます。しかし、メンバーが他拠点に分かれて、なかなか集まれない状況の組織もあるのです。そして、今まさに「テレワーク」を行っている今は、マネージャーは「リモートマネージメント」を行わないといけないのです。

 1on1 ミーティングとは、その名の通り、1対1のミーティングです。会社に出社しているのであれば、上司は部下の顔色や健康状態を知ることができます。しかし、テレワークではそれができません。なので、本来は30分でも良いので、1対1のミーティングをするべきなのです。それも、部下のリクエストを待つのではなく、上司からミーティングを設定しないといけないのです。

 このように、テレワークでは、上司の役割は大きく異なるのです。そのことを、きちんと理解していない上司は、この期間中のチームの生産性を低くするでしょう。そして、このような教育を行っていない上司を多く抱える組織は大きな問題に直面することになるでしょう。

リモートマネージメントの基本

 リモートマネージメントの基本は、とはいえシンプルです。

a)個人ときちんと話す(雑談も含めて)
b)仕事の目標を明確にする
c)困ったときにどうするかの手順を明確にする

 これらのことをきちんと、上司が意識すれば良いのです。特に、部下の声を可能な限り、定期的に聞くことは重要です。そして、仕事で悩んだり、課題にぶつかったら、放置するのではなく、すぐに支援できるように、誰に相談すれば良いかや、上司とのコンタクト方法を明確にすることも重要です。

 テレワークを開始して1週間が過ぎて、部下と直接、声を使って会話をしていない上司の方は、今すぐ部下と1 on 1 ミーティングを行いましょう。これば、テレワーク時代のマネージャーのスキルアップのスタートです。


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本間 充 マーケティングサイエンスラボ所長/アビームコンサルティング顧問

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1992年花王入社、デジタル・マーケティングを牽引。以後、コンサルタントとしてマーケティングのデジタル化を支援。ビジネスブレークスルー大学講師、東京大学大学院数理科学研究科客員教授、事業構想大学院大学客員教授 マーケティングサイエンスラボ(mslabo.org)所長