生産の基調判断維持に違和感

11月の鉱工業生産公表を受けて、政府の生産活動に対する基調判断「緩やかな持ち直し」を維持したことには違和感があります。

なぜなら、生産予測指数を見れば12月が前月比+2.2%、1月が同▲0.8%となってますが、過去の修正傾向を加味した経産省の試算値によれば、12月は同▲0.7%となってますから、これが現実のものになれば、11月から3ヶ月連続減産ということになるからです。

なお、経産省の試算値に基づいても10月分の貯金があることから、10-12月期の生産は前期比+1.7%となりますので、10-12月期の経済成長率もプラスに転じる可能性が高いと思います。

しかし、1月が減産見通しですから、1-3月期はマイナス成長の可能性もあるでしょう。

https://www.nikkei.com/article/DGXLASFL26HU0_W8A221C1000000/

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