今話題の「Notion」で仕事力をあげる 鍵はインプットとアウトプットの循環
こんにちは、電脳コラムニストの村上です。
かれこれ100%テレワーク生活となって2年弱の月日が経ちました。自分の仕事人生の中で、短期間にこれほど劇的な変化があった時期も珍しいでしょう。これまでに起業、新卒入社、転職、買収、出向等々、様々な経験をしてきました。自分で決めたこともありますし、中には会社の方針で急にということも(一番衝撃的だったのは「買収のためにうちからも1200億出資することになったから、ちょっと今から行ってきて」と言われた、ヤフーからVodafone(現・ソフトバンクモバイル)への出向)。
経営コンサルタントの大前研一さんの有名な言葉に、以下のようなものがあります。
このパンデミックによって、3つとも変化した方もいるのではないでしょうか。私は特に「時間配分」に大きな変化がありました。例えば、通勤時間がなくなったことによって創出された時間を投じて、『転職2.0』という本を出版することができました。以前だったら土日がなくなるくらいの勢いでやらなければ完成しなかったでしょうから、すごい変化だなぁと思います。
情報発信についても変化がありました。引き続きCOMEMOを書くことはがんばっていますが、LinkedInやTwitterなどでの発信も意識的にやるようになりました。リアルでのコミュニケーションが薄くなった反動でしょうか、せっかくテクノロジーの力でゆるく広くつながることができるようになったのだから、もっと活用しなくてはと思い直したとも言えます。
そこで気づいたことは、アウトプットをするようになると、インプットも変化するということです。
インプット&アウトプットを効率よくするというのは、まさに仕事で求められているスキルのひとつでしょう。最近はスマホも普及していますので、アプリでなんでもできるようになりました。
私はここ最近話題になっている「Notion」というオールインワン・ワークスペースを愛用しています。知り合いがつくっているという縁があり、結構早いうちから使っていると思います。彼はいまNotionでCOOをやっているのですが、その前はLinkedInのインドのカントリーマネージャーで、その後International Productチームを率いていました。その前は「Pulse」というRSSリーダーアプリの会社を経営しており、LinkedInに買収されて入社した経緯があります。実はこの「Pulse」というアプリは当時すごく愛用していたものだったので、最初に話したときにびっくりした記憶があります。その彼が創業したばかりのNotionを手伝っているときに「むっちゃいいよ、これ」と教えてくれたのです。
最初はとっつきにくい印象しかなかったのですが、使い続けているとなかなか手に馴染む。そんないぶし銀のツールです。
去年の10月についに日本語化され、国内のユーザーも爆発的に伸びてきているようです。一方で「最初の一歩」を踏み出せない、とっつきにくい印象はあるようで、もったいないなぁと感じていました。そんな方のために「仕事力をあげるために、Notionをどう活用すればいいのか?」という視点で本を書くことにしました。
2月17日に発売されますので「Notion気になるなー」という方はぜひお手にとっていただければ幸いです。
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タイトル画像提供:Graphs / PIXTA(ピクスタ)