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これだけは欠かせない!目的に合った複業を始めるための3step

こんにちは。日経COMEMOのKOLをしております、大林と申します。普段は複業マッチングプラットフォーム「複業クラウド」を運営する株式会社Another worksの代表をしております。

多くの企業で複業解禁が進んでいる現在、日経電子版では多くの複業に関する特集が掲載されています。複業に関心のある皆様の中には、複業に初めてチャレンジしたいと考える方、将来は複業で生計を立てたいと考えている方、金銭報酬だけでなく+αを求めている方など様々でしょう。

今回は、新しい複業を始めるための3stepをご紹介します。皆様の複業ライフに何か少しでもプラスになる情報をお届けできれば幸いです。

1.”複業”の目標設定

本業では、月末月初にかけ四半期・月の目標やKPIを定め、日々業務に取り組んでいるでしょう。同様に、目標設定は複業において最も重要です。

“複業”の目標設定では、主に「複業を通じて得たいこと」を言語化します。例えば、現収入に加えて金銭報酬を得たい、本業でのキャリアアップを狙いたい、異なる職種の経験を積みたい、など複業という一つの働き方の中でも目的は様々です。

大枠の目的が決まったら、その目的を達成するためにどのような経験が必要になのか、具体的にイメージしましょう。例えば、本業でのキャリアアップを目的にしたケースでは、複業は〈同じ職種〉だが〈異業種〉の職場で、〈手を動かすことのできるポジション〉を選び、本業で培ったスキルを再現性のあるものへブラッシュアップしていくことなどが考えられます。

こちらの日経記事では、副業を希望する理由についてのアンケート結果が紹介されています。リクルートの調査によれば、副業を希望する理由として「副収入を得る」、「新しい視点、柔軟な発想」、「新しい知識やスキルの獲得」などが挙げられたといいます。複業は、様々な目的に併せて柔軟に働き方を選び、挑戦することのできる新しい働き方です。上記記事を参考に、複業の目的について考えてみましょう。

尚、”複業”の目標設定に併せてチェックが必要なのが、本業の規定です。

上記記事にもある通り、複業をスタートする前に、現業務先へ届け出が必要なのか、規定外の働き方はないかなど、事前に確認をしましょう。また、複業を始めたことで、実際には影響がなくても現業務に支障がでているのではないか、疎かになっているのではないかと周囲の人々へ感じさせてしまうことはトラブルの種になります。上司や同僚としっかりとコミュニケーションを取り、複業をはじめた想いや、本業で活きる場面について伝えていくことも1つのポイントです。

2.複業の働き方

目標設定の次は、働き方を決めていきましょう。複業を始める上で、いつ、どれくらい、どのようなスケジュールで行うのか決めておくことが重要です。また、予め想定しておくことで、複業希望先との面談時、担当者との摺り合わせを円滑に行うことができます。

こちらの記事では、複業での働き方に関して注意すべきことが紹介されています。特に、自分の時間を削り労働時間を増やすことでの危険性が示されており、複業を通じてお金が稼げる一方、体力と精神力が疲弊するリスクが大きいといいます。複業を始める中で、熱意が先行し、あれもこれも挑戦したくなりますが、本業やライフスタイルと相談し、ワークライフバランスを考慮したうえで取り組むことが大切です。

働き方を決める3つのポイント
・週のスケジュール(平日、土日、1h)
・期間(スポット、一か月、半年)
・業務場所(オンライン、対面)

週のスケジュールとは、週のどの時間を複業に費やすのかです。例えば、本業が終わった後の〈平日18:00以降〉、週に〈2-3日〉程度、1日当たり〈2h前後〉のように想定することができます。このスケジュールは、目的やライフスタイルに合わせて柔軟に決定できることが複業の最大の特徴です。

期間とは、1で立てた目標をいつまでに達成したいのか、複業を続ける期間を指します。1カ月まずは始めてみたいのか、半年以上の長期に渡って関わり続けたいのか、スポットで10回程度自分の実力を試したいのか、など様々です。

業務場所とは、主にオフライン・オンラインどちらでの業務を希望するのかです。例えば、週3日勤務する場合、週1はオフラインでコミュニケーションを取り、週2はオンラインで自由に働く、など柔軟に決めることができます。こちらは、複業の面談時に相談し、業務の内容に応じて決めていくこともできるでしょう。

3.複業を探す

複業の目標、働き方が決まったら、早速複業を探してみましょう。複業の探し方は大きく分けて3つあります。

まずは、民間のプラットフォームに登録する方法です。弊社が提供する複業クラウドはもちろん、クラウドソーシング型を主流とするクラウドワークスさんや職種特化型のサイトなど様々なサービスが登場しています。まずは登録し、掲載されている求人を見てみることでイメージも膨らむでしょう。

次に、国や政府が提供する機会を利用する方法です。

こちらの記事では、政府が大企業の転職・副業希望者が登録できるサイト「レビキャリ」を開設したと紹介されています。セカンドキャリアを模索する人や副業・出向を希望する個人の登録を受け付けるといい、仕組みや狙いが取り上げられていました。

最後に、リファラルやTwitterで自ら探す方法です。近年多くの企業がTwitterを開設し、複業募集のツイートをしています。気になる企業をフォローし、情報をチェックしてみましょう。私や複業クラウドのTwitterも覗いてみてください!


企業や自治体における複業募集は増えています。今回は、目的に合った複業を始めるための3stepをご紹介しました。これから複業を通じて”挑戦”する皆さんにとって、少しでも参考になれば幸いです!

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