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荒野に放たれたフリーランサーの「野生の勘」 #フリーランスの嗅覚

フリーランスの皆様、厳しい戦況ではありますが、無事にサバイブしておられますでしょうか。こちらはいくつか仕事が延期になったりしましたが、この機会にPython学習したり、楽しくやっております。
そして私事ですが、気づけばこの度フリーランサー5年目となりました(下記は2016年の独立エントリ)


整備された環境での「飼い犬」から「野良犬」にクラスチェンジしたわけですが、色々と法律的にも守られている従業員をやめて組織を出ると、ひとつひとつの選択・決定が最悪命をふっ飛ばす可能性もあるのが怖いところ。
こまごまと意思決定をする機会が多い割に、ひとつひとつの選択がやたら重いなとよく感じます(組織を背負ってるわけではない身軽な立場なので、まあ影響範囲は自分ぐらいなのはある意味では気楽ですが)

そういった生活を長年やっていると、気づけば謎の「第六感」「野生の勘」のようなものが発達していくことに気づきました(山中先生のお墨付きもいただき、やはりそうなのか……という感が)

意思決定ソムリエ(よく匂いをかぎ、ペロペロ味見する)

意思決定にあたり、言語化された条件として自分の中で明文化して固めているものもあるのですが、
それだけではなく「バーチャルな嗅覚、バーチャルな味覚」みたいなものが発動することがあります(フリーランサーの皆さん、ありませんかそういうの)。

うまく言えないのですが、輝いて発光して見える選択と、どんより鈍って見える選択があるような。
比喩するなら大自然の良質な飼料でスクスクと育った良質・芳醇なかぐわしい肉と、一見まともに見えるが、試食したらマズい業務用スーパーの肉みたいな……マジで謎の比喩ですが……

そういった第六感を使い、実際にはない嗅覚や味覚を発動させ、常に必死に匂いを嗅ぎ、舐めてみて味見をし続けている感覚があるなと……

こういったバーチャル五感をフル活用してふるい落とされる、「一見100%NGではないが、なんだか腐臭がする」ことの事例としては、

・関係者は素晴らしくても、戦況が自分にとってよろしくなく、(誰にも悪意はなかったとしても結果的に)罠に感じる
・みんな善意なんだけど、地獄にまっしぐらに向かっている
・↑のさらに巧妙なケースとして、裏側では様々なドロドロとした利害関係が渦巻いているのに表面上は善意っぽいものでコーティングされている
・そのいっときは良く短期的には楽になるが、長期的に考えるとじわじわと真綿で首を締めるように自分の自由と能力を奪っていく

とか……

こういったツイートをしたところ、ベテランのフリーランサーの皆様から「わかる」という同意をめちゃくちゃいただいたので、こういう感覚を集合知として共有したくなって参りました。
「#フリーランスの嗅覚」という謎ハッシュタグをつくってみたので、皆さんの嗅ぎ分け感覚をぜひ共有いただけると嬉しいです。

こちらの制度使えるかも!?というアナウンス(オマケ)

【追記】みなさまの #フリーランスの嗅覚

色々とご感想やハッシュタグへのご投稿、ありがとうございます…!(自分も読んでいて勉強になる&共感する……)

▲不思議とメールから滲み出るものがありますね……条件云々ではなく。

▲「損して得とれ」なのか、「単なる損」なのか、見極めが重要ですよね。

▲わかる気がする……(本当に人脈が豊富で信頼されている人は、人脈アピールは滅多にしないような、紹介を頼んだら紹介してくれるけれど)

▲なるほど、野生の勘は信じて使い込むほど磨かれていくと……

▲お会いした後にスッキリ爽やか、良い充実感のある方とのお仕事は確かにうまくいきやすい気がします。

▲「社名にハッピー」で笑いましたw

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