GrabがUberの東南アジア部門を買収

私が住んでいるシンガポールではGrabとUberのデットヒートで熾烈な価格競争が行われていたのですが、Grabの勝利に終わりました。26日にGrabユーザーにもアプリからアナウンスがありました。

両社はプロモーション合戦で顧客獲得競争を続け、その恩恵でシンガポールのタクシー料金はかなり安くなりました。庶民が公共の交通機関ではなく、気軽にGrabを使うというまで普及しています。プロモーションのために徒歩5分の距離でも歩かなくなってしまうほどライフスタイルを変えさせられました。

今後はGrabの寡占となるので料金が上がるのではないかが懸念されます。実際、割引プロモーションの条件がわるくなっていると感じます。また、Grabで予約がとりにくい時はUberという使い分けができなくなるのも懸念されます。

買収に含まれるUBEReatsも含めて今後のサービスの質に注目をしたいです。

いずれにせよ、Grabの躍進は私たちのライフスタイルを変え、タクシーが庶民の足となりました。ソフトバンクはGrabの筆頭株主になっているので日本での展開にも期待したいです。

https://r.nikkei.com/article/DGXMZO28557940V20C18A3TJC000?s=1

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花輪陽子(FP@シンガポール、経営者、著者)
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