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ファミリーミーティングのススメ

こんにちは。リデザインワークの林です。
皆さん、家族や仲間との会話は十分にできていますか?

先日のことなのですが、休日に外食していた時に、家族や仲間で来ていたグループが、着席して注文が終わるや否や、すぐに全員がスマホを取り出し、無言のまま注文したごはんが来るのを待っているのを目にしました。

もちろん、普段からよく話しているので、特段話すことがないのかもしれませんが、せっかく家族や仲間と外食に来ているので、スマホを開けずに、会話をしても良いのではないかなと感じました。

今回は、日々バタバタしている中でも、家族で会話を増やそうとして取り組んでいる我が家のファミリーミーティングという会話術について共有したいと思います。

ファミリーミーティングのススメ

我が家では、家族の会話を大事にするために、食事の際には、スマホやテレビを見ないということを大切にしています。夕食時には、みんなでその日にあったことや、感じたことを話ています。

ささいなことや、へーそんなことがあったんだ。と以外に面白いですし、友達の名前や特徴などもとてもよくわかります。また、パートナーの仕事での出来事なども良く理解できます。

しかし、人間欲張りなもので、どうしてもその時間では話し切れない話題があります。その日のこと、日々のことは話せるのですが、1か月単位で目指すことを話し合ったり、1か月で取り組んだことを振り返ったりすること、また、本当は少し不満に思っているとか、変えてほしいと思っていることについて会話することは難しいです。

そこで我が家が取組み始めたのが、ファミリーミーティングです。
ファミリーミーティングとは、月に一度、1時間ほどかけて、今月の目標をそれぞれ話し合うとともに、先月の目標に対して振り返りを実施。

目標に向けて最も取組み、成果が出たと思う人をそれぞれが推薦し、月間MVPを決めるというシンプルな取組です。
我が家では約3年ほど続けています。(出来ない月は2カ月合わせて実施するなど少しゆるめの運用です)

実際に我が家で使っている家族会議議事録シートを共有させていただきます。過去3年の中で、僕(パパ)が唯一MVPを獲得した回のシートを記念に張っておきます。
仕事でMVPを獲得するよりも、難しいです(笑)

調べてみると、実際にコロナ禍で家族会議的な取組をしている家庭も増えてるようです。

「普通に会話すると不満から入りがち。会議を持つことで、互いの考えの背景を理解しようと建設的になる」。恋人と使う自営業の女性(27)は「会議する習慣があれば、問題が起こっても大丈夫と思える」という。
終身雇用、年功序列など、従来の仕組みが崩れ不安定な時代。「カップルもタスクを分担し、仕事のようにチームになる必要があると感じている人が多い」

会議というタイトルで、「お互いの意見や考えを出し合って議論する」という感覚を持ちながら30分~1時間話し合えるのが本当の価値です。

上記の記事にもありますが、「普通に会話すると不満から入りがち。会議を持つことで、互いの考えの背景を理解しようと建設的になる」は本当にそうだなと思います。

時間がないと、もっと〇〇してほしい。と結果だけを伝えがちになり、いやいや頑張ってるよ。とかあなたこそ●●してほしいみたいになりがちですが、
相手の意見や想いをしっかり聞く。という行為が入ると、そう感じているんだと冷静に受け止めたり、自分は実際にどういう行動だったかを振り返って内省したりできるので、とても良いです。

また、こどもにも良い影響があります。
普段〇〇しなさい。と言っても全然聞いてくれない中、今月の目標自分で決めたんだよね。しっかりやろうねというと、比較的行動に移してくれることが多いです。

まだかわいいので、特に副賞はないのですが、MVPを今月とるぞ~とか言って頑張ってくれます。それをしっかり褒めて、伸ばすことで、自ら目標をたてて、取組むという習慣化にもつながればいいなと思っています。

さて、今回はふと、家族や仲間との会話を大事にしないといけないなぁと改めて感じたので、我が家での取り組みを紹介させていただきました。
日々バタバタしていて、会話が足りないなと思いますが、引き続き意識・工夫しながらいろいろ取り組んで行きたいと思います。

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林 宏昌(リデザインワーク・スキルキャンバス代表)
経営戦略、人事戦略、働き方について、自身の経験を通じて得た気づきや学びを書いていきます。フォローしてもらえると喜びます! リクルートにて営業→経営企画室長→広報ブランド推進室長→働き方変革推進室長→リデザインワークを創業+ベーシック取締役COO+情報イノベーション大学客員教授