日銀が考える主因はオーバーバンキング?

銀行衰退論に対する議論は様々ありますが、少なくとも日銀は、その本質的な問題を日銀による低金利政策というよりも、オーバーバンキングととらえているようです。

実際に日銀は、2017年10月の金融システムレポートの中で、可住地面積当たりの金融機関店舗数が世界的に突出して多いことを指摘しております。

そして、人口減少が進む中でも店舗網の拡大戦略をとっている行動等を指摘し、民間金融機関の経営戦略を問題視しております。

また、その後の金融システムレポートでも金融機関の信用リスクの甘さも指摘しており、日銀は金融政策が正常化に向かった所で民間金融機関の経営問題が解決するわけではないということを言いたいのでしょう。

こうした議論に基づけば、日銀が民間金融機関への副作用を意識しすぎて金融緩和の出口を急ぎすぎることはぜひとも回避していただきたいものです。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO35588840Q8A920C1000000/

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