マーケット(市場)で子供の金銭教育を教える
学校のソーシャルスタディで金銭教育を伝えるという課題を子供が持ち帰ってきました。普段は学校で近くのマーケットに行き、教えるようですが、コロナ渦で中止となったので教材を持ち帰り、家庭でオプショナルでやってくださいということに。
と、なかなか考えさせられる課題でした。小学校2年生向けです。子供を旧正月で賑わうチャイナタウンに連れて行き、そこでサービスと物の売買をするお店をそれぞれ5つずつ探す、印象に残ったお店について考察を書くなどをしました。
娘は入り口のペット、フィッシュのお店に釘付けになり、その他のお店については一切目もくれずでした。
特殊なライトで魚がレインボーカラーになっていて、「これがほしい」と。
「いやー、これはライトで照らさないと、普通のお魚なんだよ。そこの袋に入っているのを見て」
そう言うと、娘はその魚に対する物欲がちょっとひいたようでした。
「お魚は1ドルだけど、水槽は50ドルだね。機械なんかもいるから全部で100ドルくらいかかるかな」
隣にもペットフィッシュのお店があって、そこは値段も半額くらい。色々と面白かったです。その後、チャイナタウンを歩き、日曜日の夕方だったので大方しまっていましたが、お土産屋さん、お菓子屋さん、ホテルなどを見たりしました。
レストランにも入り、物を売るペットフィッシュのお店とサービスのレストランやマッサージ屋さんなどとの違いを説明するのにも骨が折れました。
「金魚はどこから来たんだろう。どうやって仕入れるのだろう。家賃はどれくらいなんだろうね」
「マッサージだったら、施設をレンタルしなくてもお小遣いを稼ぐことはできるのかな?」
「レストランとフォーカー(屋台)の違いってなんだろう?」
こうした質問を子供に投げかけました。
「お金を稼ぐ」ということは金銭教育の中でも最も重要なこと。今回の課題を機に、これ以降もマーケットに連れて行ったりして、繰り返し子供に伝えていきたいと感じました。
最後に「子供にママとパパは何にも買ってくれないからつまらなかった」と言われてしまいました。小さなお小遣いを渡して実際に何かを買うことをすればよかったと後悔をしました。あまりにもケチなのもよくないですね。