子供を持たない選択をしたこと。
みなさんこんにちは、澤です。
前回の記事も、とてもたくさんの方に読んでいただいてうれしいです!
※「スキ」してる人はボクも好きです!へんてこなアイコン写真がランダムに出ますので、ぜひポチってみてくださいね!
さて、今回のテーマは「子供を持たない選択」です。
まずはこの記事。
うん、さすがはイーロンマスクさん。実にシンプルに核心をブスリと突き刺しとります。
「あたり前のことをいうようだが、出生率が死亡率を上回るような変化がないかぎり日本はいずれ存在しなくなるだろう。これは世界にとって大きな損失となろう」
単純な算数の問題なんですけれど、解決するには実に複雑な課題に取り組まなくちゃいけないわけですね。
少子高齢化は、先進国の共通の問題ではありますが、一発で解決するような方法がないのが現状でしょう。
そして、ボクはまさに少子高齢化を後押しするタイプの人間です。
そう、我々夫婦は意図的に子供を作らなかったのです。
ちなみに、かみさんがこんな感じで取材を受けました。
この手の切り口のインタビューって、意外と少ない印象です。
そりゃそうですよね。これに多くの人が賛同しまくったりしたら少子高齢化が進んじゃうんだし。
きっと、そんなことは起きないと思いますけどね。
見回してみれば「結婚したら子供を持つ」が自然なことと考えている人の方が多数派みたいですし。
でも、別に「日本という国を存続させるために自分の人生を差し出す」という気にはならんのですよね。
子供を作ったら、ボクの人生は楽しくなかったと確信してます。
「そんなの分からないだろう」とおっしゃる方もいると思いますが、ボクは確信してるのです。
だから、その確信に従って行動したまでです。一ミリの後悔もない。
「若い世代に還元する気はないのか?」と思う方もいるでしょう。
ボクは教育という形で、多くの若者たちと向き合っています。
家庭では得られないような知識と経験をできるだけGiveするために、頭と時間を使っています。
子を産み育てる、ということを否定してはいません。
そうしたい人はどんどんすればいいし、応援もします。
でも、「子供を持つことだけが正義、持たないことは悪」という考えには賛同できません。
少子高齢化を問題とする視点なら、確かにボクは悪者です。
でも世界規模の人口増加による様々な問題の視点からなら、むしろ問題解決に貢献しているともいえるのです。(極論ですが)
「いやいや、国レベルでまず考えろよ」って方もいるでしょう。
では、国に貢献することは単純に子供を持てばいいのでしょうか?
しっかりと育てることもセットで考えないとですよね?
途中で放棄するわけにもいかないし、他者に害悪を平気で与える人間に育て上げるのは根本が間違っています。
そして、子供時代がどうにもこうにもハッピーではなかった自分としては、そんな体験を受け継がせるわけにはいかないのです。
家にも学校にも居場所がなく、一人でずっといたいのに集団行動を強いられる。
HSP気質のおかげで、ちょっとしたことにも傷ついたり腹を立てたりして、心が平穏だった記憶は全くありません。
自分の子供にそんな思いをさせない最高の方法が、「子供を持たない」選択をすることだったのです。
「そんな負のスパイラル、自分で食い止めればいいじゃん」とお思いになる方もいるでしょうが、その自信もなければそうしたい意思もボクにはありませんでした。
また、無理をして子供を持つというのは、「勝ちが見えない無謀な賭け」にしか感じませんでした。
そんな無謀なギャンブルに人生を賭けたりせず、違った形で若い世代に対して貢献する選択をしようとボクは思ったのです。
つい先日53歳になりましたが、子供のいない人生を全く後悔していませんし、後悔しないような時間の過ごし方をこれからもできると思ってます。
2021年に亡くなった脚本家の橋田壽賀子さんが、何かのインタビューで「夫をなくして子供もおらず、ずっと一人でいることに同情する人がいるけど、自分は一人でいても幸せ」と何かのインタビューで読んだ記憶があります。(なんのインタビューだったかは覚えてませんが・・・)
生き方は、すべて自分で選べばOK。
子供を持つかどうかも、今は選択できる時代だと思ってます。(法的な制限もないですし)
生きたいように人生を生きようではありませんか。
トップの画像は、かみさんのプロジェクト「KESHIN」の一環で、ツタンカーメンに扮したもの。
このままエジプト文明が盛り上がってる時代のパーティーに出たら無敵かな。
かみさんとボクは、なんと足のサイズが同じ。
なので、靴が共有できます。
シェア前提で最近買った靴がこちら。
月星シューズって、なんとなく「学校の上履き」って印象があったのですが、こんな素敵な靴も出してたのね。