原子力のコスト問題に関して、滅多にない良記事
原子力のコストについて書かれたものはいろいろありますが、これはさすがの良記事。エネ研松尾さんに日経滝さんが聞いておられるのだからそりゃそうだ、ということですが。
基本的に「高いか安いか」は比較論なので、今後例えば燃料価格が高騰すれば相対的に原子力は「安い」ということになるでしょうし、諸外国のように日本でも再エネが安くなれば逆に「高い」ということになるでしょう。こうしたコスト試算の限界は踏まえたうえでぜひ読んでいただきたい記事。新型炉だったために規制の手戻りなどもあったり、欧米特有の契約形態の問題などまだいろいろありますが、十把一絡げで議論されがちな課題について丁寧に書いてあります。 ぜひご一読を。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO31381340V00C18A6I10000/