見出し画像

2拠点生活をして気づいた、旅行では満たせない3つの価値

こんにちは、リデザインワーク代表&ベーシックCOOの林です!

日経COMEMOさんから「2拠点居住の理想スタイルとは」について募集があったので、僕自身2015年から東京と軽井沢の2拠点生活をしている内容を書いてみようと思います。

ベーシック社でも、コロナをきっかけに、都心を離れ、東京近郊の、つくば市、町田市など郊外に移り住んだり、実家のある滋賀県や大阪に移住した人、福岡と2拠点生活を始めた人など本当に多様です。

働く場所と、住む場所のつながりはどんどん緩くなっていくと思っていた社会の変化は想定よりも早く、大きく動いてきていると実感します。

僕の古巣のSUUMOでも二拠点生活者のことをデュアラーと呼び、特集や事例も公開されています。

僕自身の二拠点生活について

僕も奥さんもリモートワークが中心なので、どこで働いていても良い状況ですが、長男が小学生で、オンライン授業ではないため、平日は東京のマンションで暮らしています。

3連休などでサクッと2泊くらいで行ったり、夏休みや冬休みなど、子供の学校の休みに合わせて長期で行くことが多く、特に、夏休みの7月下旬~8月は1か月近く過ごしたりしているような二拠点スタイルです。

元々は、わざわざ二つ目の拠点を持たないで、旅行でも十分じゃないかと思っていましたが、二拠点生活をして気づいた・感じた旅行では代替できない価値について書いてみたいと思います。

二拠点生活の3つの価値

二拠点生活ならではの価値について書いてみます。

1.準備がとにかく楽
一つ目はわかっていましたが、やっぱりすごく価値を実感します。
共働きで3人の子育てをしているので、どうしても平日がバタバタしてしまいます。そんな中、金曜日の夜に出発したり、土曜日の朝サクッと出るためには、準備が楽なのはとても重要です。軽井沢に必要なものが一通り揃っているので(服・常備薬・虫取りグッズ、スキー用品など)行くときには東京の家の片づけをさっとすれば出られます。
また、事前にホテルや宿の予約がいらないので、今週末行こうか。みたいな気楽さもあるのが良いです。

2.非日常と日常の程よいバランス
二つ目は、二拠点生活を始めてから子供が二人増えたこともあって、実感している価値です。
旅行の良さは、初めての場所を冒険・体感したり、いろいろなレストランでおいしい食事を楽しめたりする点だなと僕は思っています。
ただ、子供が3人もいると、毎回レストランに行くのは、服を着替えさせたり、レストランでお行儀よくしてね!とか結構大変だったりします。
そのため、非日常な環境でありながら、ご飯は日常通り家で食べられるのはリラックスする上でとても大事です。その中で、気が向いたときに外食をするという日常の延長のライフスタイルが程よいのです。

画像1

3.地域コミュニティや新しい人間関係
これは、当初最もイメージできていなかったですが、一番の価値かもしれないと思っています。夏にはたくさんのご家庭が軽井沢にいらっしゃいますので、子供たち同士もとても仲良くなり、友達同士で、虫取りをしたり、サッカーをしたり、自転車でサイクリングをしたり楽しく遊んでいます。

お父さん同士も仲良くなって、パパ飲み会なんかも開催しています。
また、8月の下旬にはデュアラー中学生達が主体となって地域運動会を開催してくれたり、勉強をみてくれたりしてくれたりもしています。大人も子供も毎年の夏がとても楽しみになりました。

画像2

自分や家族の人生をデザインするときに、居住の在り方も併せて考えていく時代になりましたね。特定の場所に住むか、旅をしながら生きるのか、二地域居住か、選択肢は本当にたくさんありますね。せっかくなので一度考えてみても良いのではないでしょうか!

みなさまからの「スキ」がとっても嬉しいので、記事を読まれて「ふむ」と思ったらぜひポチっとしていただけると飛び跳ねて喜びます!

#日経COMEMO #2拠点居住の理想スタイル

経営戦略、人事戦略、働き方について、自身の経験を通じて得た気づきや学びを書いていきます。フォローしてもらえると喜びます! リクルートにて営業→経営企画室長→広報ブランド推進室長→働き方変革推進室長→リデザインワークを創業+ベーシック取締役COO+情報イノベーション大学客員教授