自動運転の必要性を田舎で実感した話
最近、ボクは九十九里にセカンドハウスを購入して、東京とのに拠点生活を始めたばかりです。
最寄駅から9キロ離れていて、一番近いコンビニからも4キロほど離れています。
当然、生活の足は車が中心になります。
我が家の愛車、ダイハツの「キャスト・スタイル」は九十九里で大活躍です。
かみさんはこの車が大のお気に入りで、九十九里に来るたびに庭で洗車をしてピカピカに磨いています。
軽自動車ながらデザインも秀逸で高速走行も快適なこの車、おススメです。
さて、それはともかく。
こちらにきてすぐに感じたのが、やはり高齢者の割合が高く、かつ皆さん自転車や車で移動をされています。
そして、その運転はなかなかに危なっかしいことが多く、蛇行している自転車やハンドル操作のおぼつかない軽トラなどを見かけることはしょっちゅうです。
とはいえ、公共の交通機関は生活の足にするにはちょっと心もとない感じで、バスも2~3時間に一本の割合です。
元々の交通量がそれほど多くなく、かつ道理の周辺の構造物もさほど多くない地域なら、自動運転のバスは相性がいいよなって思います。
この記事によれば、バス事業者の7割は赤字とのこと。
経営を維持していくために、運転手の過重労働などにつながってしまえば、安全性が保てないという最悪の状況を生んでしまいます。
まさにここはテクノロジーの出番では?と期待してしまうところです。
とはいえ、収益化がチャレンジになるのは自動運転においても同じこと。
記事の中でもそれには触れられていて、
「車両の導入コストや維持管理費が高額で、バス事業だけでは収益確保が難しい。車両に搭載している膨大なセンサーなどを活用して、運行中に収集したデータを収益化するなど、収益源の多様化も課題となる」
という専門家のコメントも紹介されています。
九十九里に住み始めて、田舎ならではの最高の時間を過ごしています。
その一方で、田舎ならではの様々な課題を肌で感じることもできます。
都内なら、何かが足りなければ数分歩くだけでかなりの物事が解決しますが、こちらは何をするにも車に頼らざるを得ないですし、飲食・医療などのさまざまなサービスが利用できる時間も限られます。
テクノロジーは、いつの世にも時間と空間の課題を解決してくれるもの。
自動運転を含む様々なテクノロジーが、ずっと地元に根付いた人たちの暮らしを安心できるものにしてくれるといいなぁと切に思います。
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