VUCA時代だからより「タフに、しなやかに」
今日は久しぶりにヒールを履きました。家から徒歩で行けるオフィスには、緊急事態宣言が出てから必要な時に出社をしていましたが、歩いていくため基本的にはスニーカー。今日はONE CAREER が主宰する「ONE CAREER SUPER LIVE」に出演するために、ヒールを履いて外出しました。
2万人が事前登録、ライブでも1万人以上が常に視聴しているというこのLIVEイベント。このコロナ禍で就職活動にも大きな変化が出ています。これをピンチと捉えるか、チャンスと捉えるかは実に様々な反応だそうです。
今日のライブ配信でのコメント、そしてTwitter でハッシュタグを追っていると新しい企業と学生のコミュニケーションのスタイルの確率を垣間見ることができます。
私が出演したのはRoomXという学生でなくても観ることができる、パネルディスカッションでしたが、他に4つのチャンネルに分かれて企業の話を聞くことができる学生のみの番組があります。ハッシュタグではその様子を見ることができるのですが、各自のメモがどんどん公開されていたり、企業の発言についての感想がシェアされています。
私が就職活動をしていたのは20年ほど前ですが(!)、今のようなSNSはなかったものの、メーリングリスト(!!!)で情報交換をしていた時代。当時も色々な情報交換はしていましたが、今は工夫次第でインプットの量を劇的に増やすことが出来る時代なのだ、と改めて驚きました。企業のメモは、各個人の捉え方を知ることが出来るし、自分では気づけなかった視点を学ぶことが出来ます。発信している人は本当にすごいな、と刺激を受けられます。(いや、本当にすごい)
そして今回のようなライブ配信によって、地域に関係なく同じ情報を得ることが出来る、とポジティブに捉えている人もいるそう。確かに東京での説明会に参加するために上京する必要がないですからね。テクノロジーが今まであった垣根を取っ払た、一つの事例だと思います。
チャンスと捉える人もいる一方、やはり「今までのやり方が良かった」という声もあるそうです。例えばOB訪問。この記事にもありますが、この”OB訪問”という就活の手法は20年経っても変わりがないのですね。
私が就職活動をしていた頃は、就職氷河期後期。もはやこの”就職氷河期”という言葉自体知らない世代も増えてきて、それはそれで遠い目になるのですが、その時期は葉書からWebでのエントリーが主流になってきた時代でもあります。企業と学生がどのようにコミュニケーションをしていくのか、情報のインプットをどうしていくのか、市況の変化でツールも様々変化していくのだと思います。
ただ、当事者としては不安ですよね。今でこそ色々偉そうに話しますが、確かに就職活動の時は色々不安だったと記憶しています。相談に乗っていただいた先輩にも色々泣き言を言っていました。でも、冒頭に書いた通りネガティブに捉えるか、ポジティブに捉えるかは自分次第、と当時の自分に言ってあげたいです。
「レジリエンス」について一時期話題になりました。今回の新型コロナウイルス感染拡大はすごく大きな転換期であることは間違い無いですが、VUCA時代を生きていく私たちには、このレジリエンスを鍛えていく必要があります。
「タフに、しなやかに生きなさい」
就職活動の時に大先輩に言っていただいた言葉が、今でも私を支えてくれています。大変な時代は、いつかは変化します。そしてまた別の大変な時代がやってきます。私たちは変化し、進化し、レジリエンスを常に鍛えていく必要な事態がこれからさらに増えていくのだと思います。
コロナ禍はピンチなのか、チャンスなのか。ただ嘆くのではなく少しポジティブに捉えて、一歩を踏み出してみませんか?
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