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「落ち着く」とはなんなのか

ご無沙汰しております、市原えつこです。
最近の近況ですが、一言でいうと「阿鼻叫喚」です。倒しても倒しても未知なるタスクが再現なく湧いてくる愉快な地獄……!

ふと思い出したのですが、20代前半の頃は漠然と「30歳ぐらいになったら自動的に落ち着くもの」なのだろうと思っていました。
かつて想像していた落ち着き感とは乖離しまくっているこの現状はいったい……。

落ち着く=「コンフォートゾーンにとどまる」こと?

ただ、あの時漠然と思い描いていた「落ち着く」とはなんぞや、と自分なりに分解してみたのですが、「日常がある程度それまでのパターンでこなせるようになり、守るべきものが増え、新しい冒険をしない状態」なのかもしれないなと感じました。
しかし平均寿命も延びている昨今、30代以降の人生がそういう平和な消化試合で終わるのは、冷静に考えると退屈すぎるかもしれない。

私はものすごく心配性で不安を感じやすい性格をしているのですが、そういう時は「いま自分はコンフォートゾーンを広げているんだ」と自分に言い聞かせることで不安で潰れそうな場面をやりすごしてきました。これまでの知識や技術だけでは通用せず、自分にプレッシャーのかかる状態にあえて自分を放り込んでいき、「これぐらいなら余裕だな」と思えるプレッシャーのレベルを少しずつ拡張していくのも大事なんだろうなと(自分も学生時代は5人の前でプレゼンするだけで緊張してましたが、最近だと100人〜ぐらいが話しやすい規模になってきました)


昨年に海外での展示をはじめてやったときもめちゃくちゃ不安だったのですが、とりあえずいくつかこなしてみて、成功と失敗を味わうことで「こういう感じなんだな」と色々と予想して手が打てるようになっていきました。

ある程度自分のことがわかってくる30代、それまでの安全エリアでもそこそこ生きていくことはできると思うのですが、
しかし安全エリアにとどまった場合の10年後、あえてゴリゴリに不安で不慣れなことに飛び込みコンフォートゾーンを拡張しまくった場合の10年後、どちらのほうが希望が持てるかと考えたら明らかに後者なので
まだまだ人生の修行は続くし、まだまだ落ち着かない感じになりそうだな……と思った31歳の夏でした(かしこ)。


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メディアアーティスト、妄想インベンター。主な作品に喘ぐ大根「セクハラ・インタフェース」「デジタルシャーマンプロジェクト」(文化庁メディア芸術祭優秀賞、アルスエレクトロニカ栄誉賞)など。日経COMEMO KOL【公式web】http://etsuko-ichihara.com/
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