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「存在するだけで 影響 与えてる」? #インフルエンサーで売る時代は続くのか の僕なりの解答は...!

(今日のnoteはこの動画再生ポチをして、BGMとして聴きながら読み進めてください。)

ブンブンブン ブンブンブン
ブンブンブン ブンブンブン

日本のトップYouTuberヒカキンの動画の「冒頭挨拶」みたいですね。SNSを起点に物事が話題になる「Buzz(バズ)る」は、「ハチがぶんぶんと飛び回る音」「ひとつの場所に集まって噂話でざわざわする」といった意味」が語源のようです。

余談ですが、冒頭にポチッと再生していただいたこの「乃木坂46」の曲「インフルエンサー」の歌い出しも「ブンブンブン」から始まりますね。

さらに余談ですが、ニホンミツバチは、「ブンブンブン」と集まり、「」を武器に戦うそうです。

オオスズメバチとの戦いにおいて、ニホンミツバチは文字通り“ヒートアップ”する。スズメバチの周りに群がり、発熱して蒸し殺してしまう。(中略)ニホンミツバチの群れは「熱殺蜂球」の中心を摂氏46~47度という高温状態にし、自らは死ぬことなくその温度を1時間持続させられる。

企業のマーケティング活動において「ファンとの関係性の熱量が大切だ!」なんて語られることも多々あります。この「ブンブンブン」を言い始めた方々は、この心理的・メタファー的な「熱量」と、熱学・物質的「熱量」との相関を知っていていて言い始めたのか、どうか、知るよしもありませんが、何か数奇なものを感じますね。

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さて。今回のCOMEMOテーマは、「 #インフルエンサーで売る時代は続くのか 」というお題です。

私は現職では、B2Bマーケ界隈に在籍しておりますが、前職までは、B2C商材のデジマ、かつ、SNS周りを担当していましたので、ど直球な話題です。...ですが、「もう界隈から離れて2年以上立つので、浦島太郎状態です...」...と書こうと思ったのですが、実は現職でも、「インフルエンサー」に纏わる話題は、そばに寄り添うように、付いてまわる話題となっています。

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これは「B2Bマーケをしつつも、クライアント様がB2C企業が多いから」という意味ではありません。現職でそのまま「インフルエンサー」とは形容しませんが、仕事を協業するときのパートナーは「存在するだけで影響を与えてる方々」とご一緒することが多いので、僕はそう解釈しています。

弊社は、昨年は、105セッション153名の社外関係者の方々とウェビナーを実施させていただきました。よくあるビジネスセミナーでは、「ひとしきり自社プロダクトやサービスを紹介しておしまい」というケースが、ほとんどかと思います。

弊社は、セミナー・ウェビナー自体を社外の方々と共創することで、周囲への情報伝播を図りました。

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このような共創思想は、僕がヤプリに入社する前から、存在していたものであり(2018年セミナー基調講演に、ゆうこすさん)、僕が加わったことで加速度を増した感じです。僕は前職の飲料メーカーにて「お客様主語のマーケティング」を最重要ポイントとして、仕事をしていました。

「企業・ブランドからの発信」以上に、「ブランドの周囲にいる生活者起点の伝播」を意識したコミュニケーションプランです。ただし、何も無いことろに火種は生まれませんので、「初めのきっかけをそっと置きに行く」ことを各種チャネルで行っていました。noteであれば、このような企画です。

こちらも、生活者起点の投稿の「きっかけ」の小石を置きましたが、その先は、コミュニケーションが自走する仕組みです。いわゆる「UGC」なんていわれる類のものです。究極に「お客様主語」なコンテンツです。

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現職では、ソリューションの特性もあり「多数の誰か」に情報伝播をする必要はなく「隣の誰か」に伝わるくらいのコミュニケーションをイメージしています。(いや、本音は、めっちゃ有名になりたいんですけどね笑)

そうなると、僕が、元々ご縁のあった(=隣の誰か)の、FacebookやTwitterの友人の方々に、協力依頼することで、ウェビナーコンテンツ生成を行っていきました。たまたま「新たに出会えない時代」になる前に、僕に数千人規模とSNSでコミュニケーションとれるスタンバイがあった結果、そして、僕だけでなく、チームスタッフのソーシャルグラフのおかげで、成り立っています。

これは「ロウソクの火を隣の人にどんどん移していくイメージ」です。

僕自身やチームスタッフ自身が「インフルエンサー」と呼ばれるような「巨大な火力を持ったキャンプファイヤー」や「遠方からも見つかる巨大な灯台」である必要はなく、「隣の人にそっと伝えたくなる熱量分だけ」で機能する仕組みかと思っています。B2Bソリューションこそ、そのような伝播が機能すると思っています。
 *「コミュニティマーケティング」の概念です。
 *「火の扱いを間違えると炎上する」というメタファーの意図はありませんw

ここで、冒頭の「熱量」のくだりの回収です。「インフルエンサー」は「影響を与える人」ですが、その伝播するメッセージ・コンテンツに「熱」がなければ、熱伝導しません。

・形骸化したPR案件投稿に熱量はあるか?
・特定の日時に同時投稿される、ニコパチ写真に熱量はあるか?(ニコパチがわからない方はググってくださいw)

「案件」という業界用語が、一般生活者にも利用される時代ですよ。

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そろそろ、冒頭にポチッと再生した曲が終わる頃かと。

1から10まで君次第
存在するだけで 影響 与えてる インフルエンサー

1から10まで君次第
そうです。これを読んでいるあなた自身が、インフルエンサーなんです。隣にいる方にインフルエンスするチカラを持っているんです。何百・何千・何万にインフルエンスする必要はありません。「隣にいる人」に「熱」を伝えていくだけです。あなたは、存在するだけで、隣の人に影響を与えていますから。

ー■おまけ 1■ー

SNSマーケティング的には、(Twitter界隈で有名な)Jigenさんの記事が丁寧に解説されています

ー■おまけ 2■ー

ここまで読まれた方は、ぜひこちらもあわせて。インフルエンサーマーケティングとは切っても切れない話題です。


#日経COMEMO #インフルエンサーで売る時代は続くのか

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