今年一年頑張ってきたあなたへ。ちょっと一息つきませんか?
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今年一年頑張ってきたあなたへ。ちょっと一息つきませんか?

志水静香@みんなのCHRO&変革ファシリテーター

こんにちは。Funleash志水です。前回の記事もたくさんスキ!をいただきありがとうございました。エンゲージメントの本質が理解できた、エンゲージメントサーベイに感じていた違和感の理由がわかってスッキリした・・などなど多くのコメントをいただき嬉しいです。ありがとうございました!

今年の振り返りを来年につなげる

さて2021年も残すところ一カ月ほど。皆さんにとって今年はどんな一年でしたか?いやいや総括するにはまだ時期が早いでしょと言われるかもしれませんが、個人的には今から振り返りを行い、来年はどんな年にしようかと考え始めることはおすすめです。12月に入ると各種の行事で予定が埋まり、そのまま年末年始に突入・・ってことになりがちだからです。

「今年こそこれをやるぞ」と決意し年初に目標をたてることに、私たちはとっても熱心ですが、立てた目標をいつの間にかすっかり忘れてしまう・・
そして新しい年にはまた目標を立て、「なんだか去年とあまり変わらないな」みたいに感じてしまう。そんな方も多いのではないでしょうか?
どれほど立派な目標を立てても振り返りをしなけれ意味がないですよね。振り返りをしっかりして、できなかったことをどうしたらできるのか考えを巡らせ、来年の目標を考えた方が効果があるのではないでしょうか。

早めの振り返りをするもう一つの理由。それはコロナです。中国でコロナが観察されたのは2019年冬。私たちはそれ以来経験したことがないような変化に直面してきました。ワクチン接種が進んだ現在でも、日常生活は制約を余儀なくされ、完全に前の生活に戻ったわけではありません。約2年近く私たちは「制約」の中で日常生活を送っているのです。経済活動のみならず、精神的・身体的に負の影響がないはずがありません。

だからでしょうか、ここ最近、「よく眠れない」「食欲があまりわかない」「体調が優れない日が増えた」といった相談をされることが多いのです。
なんとなく「いつもとは違う自分」に戸惑っている方が多いようです。
この現象はなんだろうと考えていたのですが、コロナ以前の生活に徐々に戻りつつある中、多くの人が「不安」を感じていることが調査からわかっています。

不安と共に生きている私たち

下記の記事によると、20年の自殺者数は全国で2万1081人、前年比で912人(4.5%)増加したそうです。20代の女性が一番多く、その次に多いのが30代男性、20代男性と続くそうです。若い世代の自殺が目立っていることに胸が痛みます。緊急事態宣言中の4月は前年より300人以上少なかったのに、感染が落ち着いていた10月は700人近く増加していることから、年度の後半にかけて増加していることがわかります。動機別に見ると一番大きな理由は健康問題、そのほか就職や経済的な問題などの複合的な要因が考えられるようです。その裏で多少なりともコロナの影響があったことは明らかです。

リクルートワークス研究所『Works』(2020)が実施した、「働く人たちの感情の変化」の結果も気になります。調査によると、「不安である」と回答した人が60.9%と最多、「疲れている」(53.8%)、「恐れ」(50.1%)、「不安定」(49.6%)「苛立ち」(45.9%)がそれに続くそうです。こちらの調査は昨年実施されたものですが、働き手の多くが不安や恐れを抱えながら生きていることが読み取れます。

・自分は何のために働いているのだろうか?
・今の会社で仕事を続けるべき、それとも転職するべきだろうか?
・自分の将来は一体どうなってしまうのだろうか?

自宅で過ごす時間が増え、このような問いが頭から離れないという声も時々耳にします。誰もが何らの「不安」や「恐れ」を抱えて毎日を過ごしているといっても過言ではありません。

SNSなどを見るとみんな頑張ってるな、頑張りすぎてないかなと(誰かに頼まれたわけでもないのですが)心配になります。多くの人が2年間だまってもくもくと険しい上り坂を上ってきました。今もまだ先は見えづらいけれど、私たちは一番大きな難所を乗り越えてきたのではないでしょうか。一人一人の頑張り度合いは違うかもしれないけれど、全員が頑張っていることは間違いない。家族や同僚など他の人には「大事にしてね」と優しくできても、自分をいたわることができていない人が多いように感じています。そこで提案です。来年の目標を立てる前にちょっと立ち止まってこの一年、いや二年近く頑張ってきた自分を褒めてみませんか?

ここまでよく頑張ったよね、大変だったね、本当ご苦労様でしたと自分に声をかけてみませんか?身体に腕を回して自分自身をハグしてみましょう。効果大です。

そして、忙しい年末年始を迎える前に、「我慢の生活」「頑張り続ける毎日」から自分を解放して「ちょっとだけウキウキする」時間をつくりませんか。

自分を元気にするための秘訣を持つ

不安や恐れをずっと抱えていると、当然ですが肉体的・精神的な疲れがたまります。気づかないまま、または放っておくと倦怠感・無気力といった症状が現れ、さらに悪化すると病気に発展する可能性があります。長期的な治療が必要になるまえに、「自分の心身の状態」に注意を払い、「内なる自分の声」に耳を傾けて解消したいものです。

これを書くと反論されるかもしれませんが、忙しいことを自慢したり、寝る間も惜しんで仕事に全力投球・・というビジネスパーソンにはなりたくないなと思っています。(海外で仕事をして日本に戻って感じた最初の違和感です)

実をいうと私は全力で仕事をしません。決して怠けているわけではありません。自分の全エネルギーの60%程度しか使わずに「100%以上の成果」を出すように努力しています。これはキャリア初期のときにアメリカ人の経営者からもらったアドバイスです。

「経営者・人事など組織を導く役割に就く人は全力で仕事をするべきでではない。余力を残しておかないと有事の時に組織や人のために動けなくなってしまうからだ。
平時の時には余裕を持って仕事をすることを心がけることだ」

皆さんは業務に追われ、表情も険しく、余裕のない経営者や人事のいる会社で働きたいですか?トラブルが起きたときに遠慮なく相談できますか?
社員が日々イキイキと働ける環境を提供するためには、まずは自分自身が満たされるべきです。特に人事部門は自分よりも社員を優先する傾向にあるので要注意です。元気いっぱい、いつも笑顔で余裕のある経営・人事。それが私の理想です。

とはいえ、こんな私でも、時には疲れを感じます。普段より忘れ物が激しくなる、メールを読んでもそのまま、集中力が欠ける・・そんな兆候がでた時はすぐに対処します。どんなに忙しくても遠慮せずに休息します。無理をしてもパフォーマンスが下がれば元も子もないし、結果的には周囲に迷惑をかけてしまうことになります。

疲れやストレスを感じる原因は人によって異なりますので対処法は人それぞれだと思います。大事なことは、自分の「SOSサイン」を見逃さない。早めに解消することでしょう。

ちなみ私の場合は以下のように分類してメンテンナンスを行っています。

レベル1(やや疲れ気味):ドラマ・映画鑑賞、好きなものを食べる、運動する
レベル2(疲れている):サウナ・温泉、マッサージに行く、早く寝る
レベル3(かなり疲れている):山や海をぼーっと眺める、どこか旅に出る

ということで、一年の疲れを癒すために先週、美しい海と山に囲まれた糸島市(福岡県)を訪れ「心」を取り戻してきました。(ヘッダーの写真は糸島半島の風景)糸島の魅力を伝えるためにこちらの記事を紹介します。

現地では予定をなるべく入れずに目が覚めたらご飯を食べて、目の前に広がる海をみながらひたすらぼーっとする。波の音を聞きながらゆっくりコーヒーを飲む。大好きなドラマを見る。太陽の恵みと豊かな大地で育った最高の食材を使った郷土料理を食べる。地元の人とおしゃべりを楽しむ。

数日でしたが、糸島ではレベル1-3をすべて行い、チャージできました。同時に自分の中の「こわばった何か」が溶けていくのを感じました。気づかないうちに疲れがたまっていたんだなと思いました。

もう一度繰り返します!これまで私たちは混乱の中で「やるべきこと」「やろうと決めたこと」を最優先してきました。自分の「楽しみ」を延期したり、あきらめたりしたこともあったと思います。ここまで頑張ってきた自分にのために振り返りもかねて一休みしましょう。

最後に。この世で一番好きな卵かけご飯を糸島ファームハウスでいただきました。心と体にしみわたる最上級のおいしさでした。
そして人生で初めて完全な「虹」も見ました。
読んでくださった皆さんへ。私から幸せのおすそ分けです。

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志水静香@みんなのCHRO&変革ファシリテーター
(株)Funleash代表取締役、アカデミア学長。人事ソートリーダー。Linkedin認定インフルエンサー。「2020インフルエンサーオブザイヤーTOP10」複数の外資系企業で人事責任者として変革を実行。人と組織の可能性を引き出す変革の外部支援。講演、執筆など幅広く活動中。