SNS発信のネタは 日常の仕事にある
今日は、SNS発信のネタについて書いていきます。
最近、毎日noteを発信しているので、どこからそのネタが出てくるのですか?という質問をいただくことが増えてきました。
回答としては、日常の仕事や生活の中での気づきや学びがネタの元です。
自分の仕事の中で無意識にやっていることを言語化してみて、これを広くnoteやTwitterで発信してみたら、面白いと思ってもらえるかもしれない・・・という仮説をつくりコンテンツをつくっています。
SNS発信のネタは、そこまで力んでつくる必要はなくて、実は自分にとっては当たり前にやっている仕事の中にある可能性が高いのではないかと考えています。
製造業の当たり前は、一般の人にとって面白い
先日にバズっていた、下記のレーザーマーキング技術に関するツイート。
動画が面白くて、なんども見返してしまった。
さらに、自社技術を活用して、クリスマスプレゼントキャンペーンまで行っています。
専門性は、少しズラすと付加価値が出る可能性がある
ものづくりの世界で培われた、精密機械の技術。
専門家の中では、当たり前のことかもしれません。
ただ、一般の人からすると、美しく、その技術の一部を見るだけでも感動するわけです。
組織内や同業界の人にとっては当たり前でも、Twitterで広く知らせることで、たくさんの人に喜んでもらえるわけです。
自分たちの当たり前は、他の市場やコミュニティに提供できれば当たり前ではなくなり付加価値に変わる可能性が高い
差別化要素がないという言い訳NG
マーケティング戦略の視点で考えると、市場のセグメンテーションや顧客のターゲティングを変える・ズラすことで、今の商品やサービスのままでも喜んでもらえる人の数は増やせるわけです。
上記にご紹介した森下さんのケースだと、技術を披露する場所をTwitterにズラしただけで、届く情報量が数百倍になったわけです(直接的な経営のインパクトはわかりませんが)。そして面白がる、喜んでもらえる人も数百倍になったということです。
地方の中小企業が、全国に自分たちの技術やサービスの質を知ってもらえることで、仕事の誇りをもち、仕事に取り組む姿勢や発想も変わってくると思うのです。
ばねのフセハツ工業という大阪の中小企業(製造業)もTwitterで、広く技術を伝えてファンを魅了しています。
まとめ
独自性とは「他社と比較した時の強み」なので、戦ったり、表現したりする場所をズラすだけで成り立ちます。
独自性がないとは、戦う・表現する場所が間違っているだけかもしれません。
・市場のセグメンテーションを見直すズラす
・顧客のターゲティングを見直すズラす
=自分の日常の仕事や専門性を、普段とは違うところで活かしてみる
といった発想で考えてみましょう。
中小企業が、うまく市場をズラして、独自性を発揮できるような環境は整えていきたいと考えています。
SNS発信のネタは
日常の仕事にある。
無意識に行なっている仕事に、眠っている価値がある可能性大です。
日常の仕事を言語化してSNSで発信してみる。
これだけでSNSの恩恵を受けてビジネスチャンスを掴めるかもしれません。
本日の日報は以上です。