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恵比寿映像祭は2/24まで、たくさんのご来場ありがとうございます&ラウンジセッションご報告

作品展示中の第11回恵比寿映像祭、早いもので会期が実質あと2日となっております(2/24の日曜日まで開催)。
連日SNSに感想ポスト頂いているのを喜びながら拝読しております&根暗なのでTogetterにまとめてしまいました。

しかしこの超盛りだくさんのコンテンツが今週日曜で解散とは……!寂しい。。
最終日である2/24(日)は私も15:00-18:00にかけて東京都写真美術館3F展示室に在廊を予定しております。おそらく巫女姿でうろついているかと。
(もう少し早め入りしている可能性もありますが確実にいる時間帯ということで……)

開幕すぐの日曜である3/10はラウンジトークがあり、「TEDっぽく作品解説をお願いします」という学芸員の田坂博子さんのオーダー(無茶振り)(褒め言葉)により、TEDっぽくトークをしました。ひとりでのトークのため人が来るのか心配していたのですが蓋を開ければ130名の方がお集まり下さり感動。。(本当にありがとうございます……)

海外ニュースがプチ炎上?した話もしました

今回のトークでは主に、第11回恵比寿映像祭のテーマである「トランスポジション  変わる術」という概念をつかい私のこれまでの作品を再解釈する試みをしました。というのも今回のテーマへの共感・シンクロ度合いが強いと個人的に感じていまして、トランスポジション=“今いる位置から違うところへ移動すること”、“すでにあるものや作法を異なるものに置き換えてみること”、この作法は自分の制作手法のコアに非常に近く、こういった構造を取り入れながら作品をつくり続けてきたのではないかと感じたからです。

例えば出品作品のひとつ、「デジタルシャーマン・プロジェクト」は弔い・葬儀という伝統を現代のテクノロジーにトランスポジションさせたものですし(また、この世と彼岸のトランスポジションという側面もある)

もうひとつの出品作品である「都市のナマハゲ」は民間風習が持つ管理機能の現代へのトランスポジションを試みたものであります。


下記のスライドは今年の恵比寿映像祭のテーマについて、ディレクターの岡村恵子さんが書かれたステートメントからの抜粋なのですが……

これは本当に同感することで、世の流れは本当にはやく、万物は流転していきますが、あえて伝統的なテーマも現代や未来に「トランスポジション」してみることで、変わらない不朽・普遍の核があぶり出されると私はこれらの作品制作を通して学びました。
第11回恵比寿映像祭フェスティバルテーマである“The Art of Transposition” は、 過去の資産を未来に引き継ぐための道標になると感じており、それらを体現した作品を体験しにぜひ足をお運び頂ければ嬉しいです!

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『第11回恵比寿映像祭』
2019年2月8日(金)~2月24日(日)
会場:東京都 恵比寿 東京都写真美術館、日仏会館、ザ・ガーデンルーム、恵比寿ガーデンプレイス センター広場ほか

時間:10:00~20:00(最終日は18:00まで)
休館日:2月12日、2月18日
料金:無料(定員制プログラムは有料)

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市原えつこ(アーティスト)
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