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TOO SHY SHY BOY!な お客様だっている。 〜 シャイなお客の心つかめ アプリでバッグで「接客NO」 #日経MJ

アーバンリサーチさんの事例は、知っていたが、その他のサービスの事例は、初めて知った。

今日のnoteは、こちらの音楽を聞きながらどうぞ。(観月ありささんへの提供楽曲、小室哲哉さんセルフカバーです。)

リアルの店舗の価値を「接客だ!」と推すことに異論は無いが、「接客がマイナスに働くこと」もあることも理解することで、サービス・提供価値の再考が可能な事例だと思った。

フリクションレスな体験

2020年NRFレポートにて、顧客時間 奥谷さんによるレポートにキーワードとして提言されたが、コロナ禍の影響で、やや流されてしまった感があるが、僕には、いまでも記憶に大きく残っているので、こうやって引用させていただく。

みなさん自身の買い物を、よく観察してみて欲しい。コンビニでも、スーパーでも、アパレルでもいい。
「心地いい接客・会話だったなー」と「そのやり取り、いる?」のように整理してみるといいかもしれない。特に、「レジ・決済まわり」のいわゆる庶務的なアクションについては、現在の日本では、フリクションだらけである。

(幸か不幸か)モバイル決済方法が多様化・進化した日本。同時期に、ショッパー(買い物袋)の有料化も相まって、1決済にまつわるトランザクションが(無駄に)増えてきている。日常的なコンビニでの決済を思い出してもらうと、想像がしやすいであろう。コンビニほどではないが、アパレルでの会計もそうだ。昔は、「紙やプラスチックカードのポイントカードお持ちですか?」だったのが、「スマホアプリをお持ちですか?LINE友だちになっていますか?」に。
顧客からしたら、商品を決めた後の「支払い」は、極力、工数を減らしたい=フリクションレスにしたい行動なはずなのに、現在の日本の小売が提供している仕組みは、逆行しているのでは?とも感じてしまう。

シャイな僕が個人的にイケてると思うお買い物UI/UXを業種ごとにご紹介する。

ファミリーマート:セルフレジ

イオン:レジゴー

UNIQLO・GU :RFIDによる決済

ただ、セルフレジ(セルフ決済)であれば、いい、というものでもない。生活者視点の経験導線として、他の事業者と、どれくらいフリクションがないか?を、皆様自身も自己体験して欲しい。
僕の近所のローソンとファミマでは、両社ともセルフレジがある。しかし、わずかなのだが、ファミマのほうが「快適」と感じてしまう。そのわずかな差で、日常使いのコンビニ選びが左右されてくる。
余談だが、UNIQLO・GUのレジ体験自体は、心地よいのだが、数奇なことに商業ディベロッパー内に出店している店舗と、路面店では、その体験が著しく異なってしまっている。(この差分がわかる方とは、仲良くなれそう。)

僕のような(?)シャイな方々は、ユーザーアンケートに答えることも稀有だろう。文字通り「潜在的な」顧客ニーズの発見に辿り着ける、顧客への憑依力ともいえる想像力が試されれてる。

A NA TA TO
指を絡ませ 激しく優しく踊りたい

「TOO SHY SHY BOY!」より

・・・本当のSHYには、想像するのも、無理だ。

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