「四方よし」を実現するオンラインチャリティイベントのススメ。
早いもので、今年も残すところ1ヶ月ちょっと。
今月の日経COMEMOのテーマは #そのお金どう使いますか 「社会を動かす消費とは」ということで、「お金の使い方」をテーマに書いてみたいと思います。
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今年1月に開講したインタビュー力養成講座「THE INTERVIEW」も、あっという間に第7期を迎えようとしています。
THE INTERVIEWの講座本編とは別に「インタビューについて聴くインタビュー」というスピンオフ企画があるのですが、この企画の仕組みが我ながらとっても素敵だな、もっと広がるといいな、と思ったので今日はその紹介をさせてください。
「インタビューについて聴くインタビュー」をやろう!
THE INTERVIEWの記念すべき第1期を終えた今年2月、受講生の方から「講師の宮本さんがインタビューしている現場に同席して、宮本さんのインタビュー技術をこの目で見たい!」というリクエストが複数人から上がりました。
ぜひこのリクエストに応えたい!と思いつつも、実際の日々のインタビュー現場に部外者(THE INTERVIEW受講生とはいえ)の方を入れるのはなかなか難易度が高いなぁ‥なんか良い方法がないかなぁ‥?と考えていた中で、ひらめいたのが「インタビューについて聴くインタビュー」という企画でした。
インタビューのプロフェッショナルである講師の宮本さんが、「この人にインタビューの秘訣をお聞きしたい!」と思うゲストをお招きして、インタビューのコツを60分ひたすら聴き倒す、というオンラインイベントです。
記念すべき第1回目のゲストはテスト的な意味合いもあって、なぜか僕のインタビューメソッドについてお聴きいただいたのですが、その後のゲストは豪華な方ばかり。
【「インタビューについて聴くインタビュー」のゲスト一覧】
・ファンベースカンパニーの松田紀子さん
・ワンキャリア取締役/作家の北野唯我さん
・BUSINESS INSIDER統括編集長の浜田敬子さん
・法政大学キャリアデザイン学部教授の田中研之輔先生
・エール取締役の篠田真貴子さん
・マザーハウス代表取締役副社長の山崎大祐さん
・株式会社プロノバ代表取締役社長の岡島悦子さん
・KonMari Media Inc. CEO・プロデューサーの川原 卓巳さん
「是非聴きたい!」と思ってしまう、めちゃくちゃ豪華なゲストの方々ばかり。こうした素敵なゲストの方に出ていただけるのは、ひとえに宮本さんがこれまで築いてこられた信頼の賜物だなぁ、とつくづく感じます。
その内容や録画チケットについては上記のリンクをご覧いただくとして、今日はこの「インタビューについて聴くインタビュー」というシリーズ企画をチャリティイベントにしている理由についてお伝えしたいと思います。
僕らがチャリティイベントにした理由
「インタビューについて聴くインタビュー」は、第1回から今に至るまで、すべて「チケット収益は次世代支援系NPOへ寄付するチャリティーイベントです」としています。
なぜこうした仕組みにしているのか?というと、宮本さんの提案がきっかけでした。
宮本さんのご提案、とても素敵なアイデアだな~と思いました。
「生活保護」がなければ、僕は死んでいた。というnoteでも以前書きましたが、僕自身も教育の機会に恵まれたから今のジブンがある、と心の底から思っていて、何らかの恩返しをしたいと常々思っていたので、やらない理由がありません。
こうしたやりとりがあり、「インタビューについて聴くインタビュー」はチャリティイベントとして
✔イベントの利益は全額ゲストとNPOに還元(運営側の取り分はゼロ)
✔寄付する金額は利益の10~100%の範囲でゲストにおまかせ
✔寄付先は、原則ゲストの方が希望されるNPOへ
✔特に希望や指定がなければ、児童養護施設などの子どもたちへ学習機会を提供しているNPO法人3keysに寄付
という形にしています。
これまで合計8回開催して、のべ500人以上の方に参加いただき、収益金額の合計は460,040円、そのうち約8割にあたる381,064円を寄付することができました…!
■寄付先一覧
・3keys/250,000円
・フローレンス/33,790円
・かものはしプロジェクト/97,274円
これもすべて、ゲストの方々のご理解があってのことなので、本当に感謝の念が尽きません。
チャリティイベントは「四方よし」
これまでのべ8回やってきて思うのは、チャリティイベントは「四方よし」だよなーということです。
『売り手によし、買い手によし、世間によし』という「三方よし」を追求すべし、というのは近江商人に伝わる考え方ですが、これに「働き手よし」を加えた「四方よし」があります。
「チャリティイベント」の場合、かかわる登場人物が全部で四者います。
・ゲスト(登壇する方)
・参加者(チケット代を払って聴いてくださる方)
・NPO(寄付先)
・主催者(僕と宮本さん)
の四者ですね。
イベントをチャリティ形式にすることで、
①参加者の方が気持ちよくチケットを購入できる。
②ゲストの方が、好きな分だけNPOに寄付できる。
③NPOの方々が寄付を受け取ることができる。
と「三方よし」になっているのですが、先述した通り主催者である僕たちの取り分はゼロです。
なのですが、「インタビューについて聴くインタビュー」に参加してくださった方々に、「THE INTERVIEW」という講座の存在をお伝えするきっかけになったり、実際イベントに参加くださった方のうち「もっとインタビューについて体系的に学んでインタビュー力を磨きたい!!」という方が講座に申し込んでくださったりするので、主催者としてのメリットも十二分にあるので、「三方よし」どころか「四方よし」なんですよね。
「チャリティイベント」よ、もっと広がれ~~!
というわけで、こちらのnoteでは僕らが「チャリティイベント」を開催するに至った理由と、「チャリティイベントは四方良し」ということをお伝えしました。
大事なことなのでもう一度言いますが、チャリティイベントは参加者、ゲスト、NPO、主催者全員にとってハッピーな「四方良し」な取り組みだと思っています。
コロナ以降、集客を目的としたウェビナー(オンラインセミナー)が急増しましたが、その多くが「無料イベント」だと思います。
より多くの方に参加いただくために、無料で開催するというのはもちろん良いと思っているのですが、あえて有料にして本気度の高い方を対象としつつ、そこで得た収益をNPOに寄付するチャリティ形式にすることで、ゲストも参加者も気持ちよく参加したり、参加を呼びかけられるようになり、結果的に参加くださる方が増えるなーという実感があります。
・・・ということで、ウェビナーの主催者のみなさまにおかれましては、ぜひ積極的に「チャリティ型イベント」にチャレンジしてみていただけると嬉しいなーと勝手ながら思っています!
あわせて読みたい👉
今回のチャリティイベント「インタビューについて聴くインタビュー」のきっかけについて、宮本さん自身もnoteに書かれているのでぜひ読んでみていただきたいです。どんなことがきっかけになって、どんな思いで取り組まれているのかについて、宮本さんの言葉で綴られています。
次回の「インタビューについて聴くインタビュー」は…
次回の「インタビューについて聴くインタビュー」は、なんと明日開催!!笑
直前までチケット販売してますので、ご興味ある方はぜひ!
「参加してみたいけれど、スケジュールが合わない!」という方向けに録画チケットも販売してますよ~~!
インタビュー特化型ライター養成講座「THE INTERVIEW」はこちら👇
「THE INTERVIEW」の7期が来週12月2日(水)から開講します!残席あと1枠ほどあるので、参加したい!という方は以下よりどうぞ。
7期は日程合わないので8期以降に参加したい!という方も事前登録いただければ先行して案内します。
それではみなさん、良い週末&月末を!
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