ねえ、社会の大人たち。子どもたちに犠牲を強いるのは恥ずかしくない?
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ねえ、社会の大人たち。子どもたちに犠牲を強いるのは恥ずかしくない?

荒川和久/「結婚滅亡」著者

今年も相変わらず、「新成人減少」がニュースになっているのですが、これ何の意味があるんでしょうかねえ?

新成人の数は、20年前の出生数とほぼイコールなので、20年前にわかってたことである。いいかえれば、2041年まで新成人の数は明確に推計可能なのだ。

わかりきった新成人の数の減少云々をニュースにするより、生まれた故郷で成人しない20歳の若者がたくさんいるってことの方に注目すべきで、実はそこにこそ婚姻や出生の根本的かつ本質的な問題が隠されててる。

それについて考察した記事がこちらです。ぜひお読みください。


記事にも書きましたが、とかく「東京の人口が減少」というニュースも最近みかけるのですが、情報は正しく伝達してほしいものです。そもそも人口移動のほとんどは20代によって構成されています。東京への20代の人口集中は今も昔も変わりません。コロナがあろうとなかろうと、若者は東京圏に集中しています。東京から流出しているのは、結婚や子育てに伴い郊外へ引っ越す30-40代家族や高齢者くらいなものです。


さて、成人式といえば、コロナ禍において中止や延期などを余儀なくされた自治体が数多くありました。

しかし、そんな中、1年遅れで、2021年のうちに「できなかった成人式」を実施する自治体のニュースがちらほら見られました。

こういう小さいけれどとても大きな心遣いのできる自治体は素敵だ。


とはいえ、オミクロンだかなんだか知らないが、また急に陽性者が増えていることで、まん防だ緊急事態宣言だとかうるさいですが、いい加減アタフタするのはやめてほしい。案の定、急にまた今年の成人式も延期というニュースも出てきました。

延期ならまだしも中止はやめてあげてほしいと切に思います。

地方の子なんか、どれくらい前から準備していたことか。単なる式典のひとつではないのですよね。たかが式典ひとつとか思わないでほしいんです。一世一代の晴れ舞台の子もいるのだから。

そして、何より、親にとっても大事な日です。大切に育ててきた親にとって、この日を迎えられたことは誉れでしょう。

大勢に自分の子が「おめでとう」と言われる日なんですから。親にとって、こんなうれしくて、誇らしい日はない。

今年、成人を迎える子どもたちに僕から伝えたいこと。親御さんに「おめでとう」と声をかけられるでしょう。そしたら、親に「ありがとう」と返してあげてください。普段、親に「ありがとう」を言う人も言わない人も。その一言が親にとっては何より嬉しいのです。

20年後の2040年には、新成人になる20歳の子は84万人になります。今後ますます少なくなる子どもたちに、血はつながっていなくても、社会の大人たちはせめて彼らに「おめでとう」と言える場くらいは用意してあげるべきじゃないんですかね?

文化祭や運動会、林間学校に修学旅行、部活の大会や部活動そのもの、日々の友達とのふれあい…いろんことを中止させたり、制限したりして、今までも子どもたちにたくさんの犠牲を押し付けてきましたよね?大人ならまだしも、子どもたちの人生そのものの構成要素をデリートするような所業は、いい加減やめてほしいと思うよ。


去年もやって話題になりましたが、今年も京都きもの友禅は、以下のメッセージとともに新成人の子どもたちを応援しています。素晴らしい。

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成人式を迎えるまでは子どもたちと言ってあげたい(18歳から成人と言われるようになるらしいけど…)。

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荒川和久/「結婚滅亡」著者

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荒川和久/「結婚滅亡」著者
11/13に新刊「結婚滅亡」が発売です!他著書「ソロエコノミーの襲来」 「超ソロ社会」「結婚しない男たち」等。東洋経済等でコラム執筆したり、テレビ・新聞によく出ます。独身研究家として活動させていただいてます。メディア出演・執筆・対談・講演のご依頼はFacebookメッセージから。