二刀流人材を目指すために磨きたい翻訳力
本日は、これから求められるであろう翻訳力をテーマに書いていきます。
翻訳力といっても、語学の話ではなく「自分の専門知を翻訳する力」についてです。
以前にこんな記事を書きました。
今回は、この二刀流人材を目指すために必要な力について整理していきます。
専門知識は翻訳力があって発揮される
先日にこんなツイートをしました。
自分の専門性を発揮したければ、3つの翻訳力を磨くことが大切という話です。
こちらは図解したもの。
専門性をビジネスで発揮するためには、この3つが大事だと考えています。
自分の周りで専門知識を活かして活躍している人は、みんなこの3つをやっている感覚があります。
逆に言うと、専門領域のみでしか通じない言語しかもっておらず、特定コミュニティや組織内で閉じてしまっては、仕事は広がらない=評価されないということです。
最近は組織に多様性が求められていますが、個人としても「多様性に適応したり、多様性を生かす力」を鍛えないと、生き残っていけない時代だと思っています。
組織には、たくさんの多様性が求められていますね…
大切なのはビジョンを相手に合わせて翻訳すること
もう少し詳しく翻訳力について考えていきます。
翻訳力とは何かを考える上で、MITメディアラボの石井裕さんの言葉をいつも参考にしています。
「自分が専門領域で目指していること(ビジョン・ゴール)は、あなたが目指していること(ビジョン・ゴール)と同じ」と示すこと。
これが求められる翻訳力だと考えています。
ポイントは、自分の専門領域でやっていることをわかりやすく解説して理解してもらうことではなく(それも大切だと思いますが)、共通目的や目標=ビジョンを描くこと。
この翻訳力を鍛えるために有効なのが、立場が違う人や他職種と協業すること。これを石井裕さんは「他流試合・異種格闘技」と表現されています。
翻訳力を磨くためにできること
シンプルに今できることから始めると良いと考えています。
翻訳力を磨き、異業種や立場が異なる人とのコラボレーションを繰り返す
↓
今まで自分が身につけてきた仕事の型を問い直し、あえて捨てる
↓
進化させる
=アンラーニングと呼ばれるものにつながるはずです。
こちらの本が面白かったです。
二刀流人材は環境の変化が激しくなると、ますます求められてくると思っています。ぜひご自身のキャリアを考える上での参考にして頂けたら嬉しいです!
最後まで読んでくださりありがとうございました!