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3歳の息子と、今しか行けない「本の世界」に行ってみる〜Youtube漬けにならないワーママの試行錯誤の記録〜

「ステイホーム」
「ステイネイバーフッド」
多くの人にとって過去のものとなりつつあるこの言葉ですが、私は子供の体調不良が続き、家からもしくはご近所から遠出できない月日が続いています。

このnoteでは、家で子供がYoutube漬けになってしまうことに悩んだワーママが、自分も子供も楽しく遊べる方法を試行錯誤したエピソードを紹介しています。

Youtube漬けにならないお家時間の過ごし方は?


コロナ5類移行してから半年経ち、今年の秋は行楽シーズンを楽しんだ方が多かったのではないでしょうか?

世間の動きとは裏腹に、私は、冒頭でお伝えした通り「ステイホーム」「ステイネイバーフッド」な日々を継続していました。

1歳の娘が風邪をひく。彼女が治ったかと思えば、3歳の息子が次に風邪をひく。体調不良の無限ループの週が続くなかで、友達との予定もキャンセルすることが多くなりました。そして最後には、「キャンセル」になることが多くなり、予定を組むことすらやめてしまいました。そして「今日は何して遊ぼうか?」と息子に問うと、「Youtubeみたい」と即答されます。

令和時代に子育てをするパパママにとって、大きな課題の一つは、デジタルメディアとの距離のとり方ですね。米国で子供へのSNS利用規制の動きなどを見ていたこともあり。息子をYoutube漬けにしないで、おうち時間を過ごしたいという思いが強くなっていました。

3歳の彼がその時にしか身に着けられない感受性や、創造性、想像力や自主性を得る機会を失わせてしまわないようにしたい。しかし集中力が続かない幼い子とまとまった時間を付き合うのは、本当に大変です。そんな中、私は、外の世界に行けないのであれば、「絵本の世界に行く」という楽しみ方をスタートしました。




「子供には、本の世界がある」という言葉は、私が購読している童話館ぶっくくらぶの冊子の中にあった、あるお父さんの言葉でした。

「8歳の息子は落ち込んだ時に、本の世界に行き、そこで自分と向き合ったり。ヒントを得たりしています」

このセリフが私はとても心に残っていました。

そして、私も、子供と遊ぶことに悩んだり疲れた時に”本の世界”に行ってみるのはどうだろうと思いつきました。
これまで、子供に本を読み聞かせることはありましたが、「本の世界に行こう」と言ったことはありませんでした。でもこの本の世界に行くことを想像すると、自分の景色が変わる気がして楽しいのではないかと考え、いくつかの本でやってみました。

旅先1 「こぐまちゃんの家」


一番最初に始めやすい本として、『こぐまちゃんのパンケーキ』を手にとり、こぐまちゃんの家に招待されている設定で、我が家もパンケーキを焼いてみることにしました。息子は現実の世界が、本の世界とどう違うか、本を何度も読み返しながら確認しているようでした。


旅先2 「サンタさんのお家」



サンタさんがお家に本当に来ることを考えて、どうしたら喜んでもらえるのかを息子と一緒に考えました。

結果として、3歳と0歳の子供がいる我が家では、「本の世界に行く」という遊び方はとても会っているなと思いました。想像力を使うし、演劇能力も使う。

私が疲れているときでも、本の主人公になりきることで、元気な声色や表情に自分自身が励まされることがありました。また、私も息子も、一緒に英語で学んでいるので、英語の本の世界に入るという楽しみ方もできました。

本の中の英語のセリフを読むのはもちろん、そのセリフをアレンジしたり、面白おかしく言ってみたり。ネイティブの発音ではないかもしれないが、英語を使うという機会になって楽しいなと思っている。

旅先は「本の世界」


コロナが落ち着き、多くの人が行楽シーズンを楽しんだ今年の秋、私は引き続き「ステーホーム」を継続しています。

時に「ここじゃない何処かに行きたい」そういう気持ちになることもあります。しかし、そんなときは3歳の息子と、今しか行けない「本の世界」に行ってみるという選択肢を持てたのはとても幸運なことだなと思っています。

そうして、今年の秋に旅してきた絵本たちを本棚で見つめていると仕事に子育てに頑張っている自分を肯定して明日も進んでいける気がしています。

参考情報


https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC060WZ0W2A900C2000000/

https://douwakan.co.jp/bookclub/
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC066250W3A300C2000000/

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN29CID0Z20C23A3000000/


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