G20大阪サミット 国際メディアセンターに展示してきました
2019年6月28日〜29日と開催されたG20大阪サミットに合わせて、6月27日〜30日までG20大阪サミット国際メディアセンター(IMC)が開設されました。そのIMC内に、初の議長国ということで、開催国を紹介する展示スペースが用意されました。今回、たまたまご縁あって、展示スペースに参加することができたので、ざっと内容をご紹介したいと思います。
「守破離」のテーマで、過去→現代→未来という時間の流れにそって構成された一角では、茶室や文楽などの伝統文化の紹介から、現代の食やフィギュアなどが紹介され、未来のところではロボットやVRなどが紹介されていました。
また、INNOVATION LOUNGEでは、エネルギー、ヘルスケア、宇宙などのテーマごとにベンチャーや大企業などの展示がありました。日本を代表するイノベーションの波を世界に伝えるという目的であるなら、もっと紹介すべきベンチャー企業がたくさんあるように思えました。
こうした開催国を紹介する展示スペースがメディアセンターに併設されることは、世界でも初めての試みだったそうです。それは、とても評価できる取り組みだったのではないでしょうか。
各国メディアが気軽に立ち寄り、取材してくれる環境は、とてもよい機会だったと思います。また、GO20開催初日には、河野外務大臣、石田総務大臣、平井情報通信技術(IT)政策担当内閣府特命担当大臣、西村内閣官房副長官にもブースに立ち寄っていただき、医療VRを実際に体験いただくことができました。西村内閣官房副長官は、そのときの動画を、ご自身のFacebookにて公開してくださいました。こうした接点を一気に持つ機会というのもなかなか作りづらいものがあります。
国際メディアが集まる機会を活用し、議長国を紹介する試み。これは、G20に限らず、他にも転用できることだと思いました。国際会議などに結びつけて、大小様々な未来に向かう営みに光を当てる試みが増えることを願っています。次の大阪万博に向けて、さらに精度を上げ、規模を大きくしていけると面白そうです。