日銀短観のヘッドラインとなる大企業製造業の業況判断DIの「最近」が市場予想を上回る改善を示しました。電子部品を中心とした輸出増加が景況感の押し上げと解説されてますが、電子部品が含まれる電気機械の変化幅は+6にとどまります。むしろ、鉄鋼の+16や非鉄金属の+11、更に大企業非製造業の中では建設の改善が大きいこと等からすると、アベノミクス以降4年ぶりに拡大に転じた公共投資や、宿泊・介護施設、物流拠点などの民間建設投資の増加が業況押上げの主因な気がします。

http://www.nikkei.com/article/DGXLASFL30HC5_Q7A630C1000000/?dg=1&nf=1

http://www.nikkei.com/article/DGXLASFL30HC5_Q7A630C1000000/?dg=1

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?