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Think ICT 7:「非3密」時代の、会社の雑談を創造せよ

3密を避けるのではなく、「非3密」時代の創造

 どうやら、私たちはウィズコロナを前提とした、生き方、働き方に向き合わないといけない。それは、必ずしも「テレワーク」だけではない。「名刺交換」だけでもない。「営業」や「雑談」など、すべての行動を見直すべきなのだろう。


 それは、必ずしも辛い選択や、道のりだけではないだろう。もちろん、今までのやり方を変えるということは、一時的には苦労やストレスがあるだろう。しかし、テレワークにとっては、通勤から解放され、しかも自宅では個人の執務スペースが確保できて、集中して仕事できる人も出ているだろう。育児休暇の定義も、テレワークでは異なるなど。育児中のシフト勤務が自宅からの勤務では可能だからである。

「非3密」時代の会社の雑談は

 会社のような組織は、個人が集まって仕事を行っている以上の価値がある。個人相互の融合や、化学反応は、会社の中の重要な価値であろう。他人と、ある業務について打ち合わせをしていたら、驚くようなアイディアが出たり、ヒントが生まれたりするものである。

 このようは、アイディアやヒントは、公式な会議以外にも、隙間時間の雑談などで生まれることが多い。会議は、最初から出席者が決まっており、関係ありそうなメンバーが参加している。雑談は、その場にたまたま居合わせた人、つまり利害関係があまりない人が参加する。その大きな違いから、雑談には雑談の価値があるのである。

 私が以前所属していた企業では、「まじめな雑談」という言葉が存在していた。そして、「まじめな雑談」が推奨されていた。

 では、ウィズコロナの時代の、「非3密」な雑談とはどのようなものだろうか。その一つが、社内SNSだ。現在、多くの企業でマイクロソフトのTeamsが導入されているが、このソフトも、社内SNSとして活用できる。

ぜひ、社内SNSの積極利用を推進することで、社内の雑談を活性化させてみてはどうだろうか?

効率的なビデオ会議と、非効率な雑談の組み合わせ

 テレワークになって、多くの人が気付いたことがある、なぜか、ビデオ会議など、今までより時間が短くなることである。そして、なんと議事録も取り易く、しかも会議を丸ごとビデオにとることで、参加しなかった人への情報共有もスムーズだ。実は、ビデオ会議の導入により会議が効率的になったのではないだろうか?

 その一方、今までの会議で話していた、雑談や導入の「最近どう?」みたいな会話が少なくなっているはずである。それは、別途雑談の時間や機会を社内のSNSなどで、行うべきなのだろう。社内SNSの雑談は、実際に顔を合わせて話す雑談とも違う。でも、この非効率な時間は、創造的でもある。

 ぜひ、非3密」時代の、会社の雑談を創造してみては、どうだろうか。

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本間 充 マーケティングサイエンスラボ所長/アビームコンサルティング顧問

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1992年花王入社、デジタル・マーケティングを牽引。以後、コンサルタントとしてマーケティングのデジタル化を支援。ビジネスブレークスルー大学講師、東京大学大学院数理科学研究科客員教授、事業構想大学院大学客員教授 マーケティングサイエンスラボ(mslabo.org)所長