今夏に設備投資底入れが明確
市場予想は上振れましたが、先行指標ある8月の工作機械受注が強かったこともありますので、個人的にはある程度それと整合的な結果になった印象です。
7・8月を合わせて見ても、4-6月期対比+7.1%となりますので、7-9月見通しの前期比7.0%増は射程圏内となっております。
また、グラフで確認しても、機械受注の内需は今夏から明確に反転したますので、内閣府の判断にも納得です。
むしろ、より強さが目立つのは機械輸出の先行指標となる外需でしょう。この動きは、日本の機械メーカにとっては明るい材料です。
なお、本日15時以降に先行指標となる9月の工作機械受注が公表されますので、こちらも注目でしょう。
https://www.nikkei.com/article/DGXLASFL11H7M_R11C17A0000000/