競合との圧倒的な違いをストレートに伝えること-DeepL,Notion,BASE FOODからの学び

競合との"圧倒的な"違いをストレートに伝えることができるブランドは強いと最近感じています。

圧倒的な違い=価値(バリュープロポジションと言われたりすること)

とくに競合ブランドやカテゴリーが明確になっている場合、違いは何なの?がユーザーが最も気にすることです。

Google、Amazon、Microsoftとの違いをストレートに伝えるDeepL

例えば、最近話題になっているDeepLは、翻訳精度の圧倒的な差を申し込みサイトの中で示しています。

https://www.deepl.com/ja/whydeepl/

メディアが取り上げる時も、比較軸も明確になりますよね。
こちらは日経新聞の記事です。

人気を支えるのが翻訳の質の高さだ。同社がプロの翻訳家に翻訳エンジン名を明かさずにグーグルや米マイクロソフトのサービスと翻訳結果を比較してもらったところ、英語から独仏語への翻訳では6割以上が最も優れたものとしてディープエルを選んだという。

独翻訳サイトに世界が注目 グーグルより高評価も 

Evernoteとの違いをストレートに伝えるNotion

また、NotionはEvernoteとの機能×価格との違いをストレートに伝えています。

https://www.notion.so/ja-jp/evernote

とても可愛いイラストで…

https://www.notion.so/ja-jp/evernote

サラダチキンとの違いをストレートに伝えるベースフード

完全栄養食を提供するベースフードは、競合カテゴリーを「サラダチキン」と設定して違いを明確に訴求しています。

https://shop.basefood.co.jp/products/basebread/chocolate
コンビニとの価格・栄養バランスとの比較も明確に出すBASE FOOD

競合ブランドやカテゴリーとの違いをストレートに伝えられるか?

複雑なフレームワークを活用することより、この問いにシンプルに答えられるか、ストレートに表現に落とし込めるか、が戦略を考える上で重要です。

圧倒的な違いをシンプルに伝えるフレーズを整理してみました。

■競合との圧倒的な違いをストレートに伝えるステートメント
・競合○○(ブランド名orカテゴリー名)との、
・圧倒的な違いは○○(価値や機能)です。
・このグラフ○○(違いを示した図)を見れば一目瞭然です。
・すぐに○○(利用・お試し導線)から乗り換えることが可能です。

オリジナルに作成

このステートメントをチームで作成すると、
・機能を研ぎ澄ますための開発が必要だね!
・そもそも比較の対象をわかりやすくしよう!
・ブランド価値の表現をもう一つストレートにしよう!

といった改善が明確になるはずです!

競合との違いをつくる、わかりやすく伝える。

当たり前のように言われますが、
・そもそも明確になっていない
・ストレートに伝えて顧客に認識してもらえていない

といった状況になっているケースが多いのではないでしょうか。

今回ご紹介した3ブランドは、表現から学ぶこと多いので、お時間ある時にトレースしてみてください!

最後まで読んでくださりありがとうございました!