頭上にミサイルでなく本を降らせていたら。足元に地雷でなく小麦をまいていたら。 ~ 一言切り抜きfrom日経#220
今月、明日を残して、今月のベストを決めるのも尚早かもしれないが、
今月の日経で、ベストな一言を切り抜くと、多分これだと思う。
2021年9月7日日経朝刊の文化面、イラン出身の映画監督、モフセン・マフマルバフ氏の記事『「真実は一つ」の呪縛を解け』より。
タイトルにアップしたものに、少し後ろまで切り抜くとこうなる。
全文はこちらから。
今月は、企画にまつわる一言切り抜きをお届けしてきた。
この一言はどう企画と関係しているか。
僕は、企画とは、こういうものだと思っている。
「自分が正しいと思うことを正しいと、
正しくないと思うことを正しくない、と、
物事を通じて、世の中に提案して、変えること」
どういう風な世の中にしたいか。そんなに大きくなくても、周りの人たちにどう貢献したいか。どういう風に生活したいか。自分はどういう環境で、どういう社会で生きていきたいか。
企画者としての仕事観。
それが企画を通じて現れる。
そこを企画を通じて表していく。
あるアーティストがインタビューで言っていた。
「Invisible affects visible.(見えないものが見えるものに影響する)」
そう思う。
企画は、企画じゃなくても全ての仕事は、見えない部分が大事。
別の切り抜きで行こう。
2021年6月11日日経朝刊、「健康志向で試練のネスレ」の記事より一言切り抜き。
正しくないことをして、それを仕事としてていいのか?ネスレ社内でも議論が始まっている。というか、その前に気づいて欲しかったけど。
最近の別の切り抜き。2021年9月27日日経朝刊、『「管理職」捨てプレーヤー』の中の一言。
Invisible affects visible。
見えないものが、見えるものに影響する。
企画者の心の中に、何があるか?
世の中の人々の心の中に、何があるか?
そして、これから、どうしていきたいと思っているか?
当たり前の話だけど。企画は、全て、そこから始まる。
けど、効率を求めて、流行りの方法論を求めて、
それがどうも忘れられているような気がする。
頭上には何を降らせよう。
足元には何を撒こう。
どんな見えないものを、心の中に持っていよう。
人類の才能や発想は、それ次第で、
無限に可能性が違うと思う。
正しく、使っていきたい。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?