「中国の警官が、顔認証メガネを使用」そのアレンジの可能性
メガネ型スキャナー、顔照合データベース、警察という組み合わせの、みえるわかるできる。
別の組み合わせで、別の価値も生み出せそう。同じスキャナーでも、組み合わせるデータベースや介入事業者が変わると、まったく別の価値を生み出せると思います。組み合わせの中の、一部をアレンジすることで、多様な展開を検討することが可能です。
たとえば、基礎体温計というセンサーのアレンジを考えたことがあります。
基礎体温の変動(みえる)→基礎体温と排卵タイミング(わかる)→妊活・避妊タイミング示唆(できる)→生活ハンドリング(かわる)。市場として、月経のある適齢期の女性。
基礎体温の変動(みえる)→基礎体温とホルモンバランス、ホルモンバランスと代謝(わかる)→ダイエットタイミングコントロール(できる)→ダイエットの効率化(かわる)。市場として、ダイエット市場の開拓。
基礎体温の変動(みえる)→基礎体温とホルモンバランス、ホルモンバランスとパフォーマンス(わかる)→学習タイミングコントロール(できる)→勉強の効率化(かわる)。市場として、学習市場(中高生を含む)の開拓。
基礎体温の変動(みえる)→基礎体温とホルモンバランス、ホルモンバランスと身体機能(わかる)→トレーニング負荷コントロール(できる)→怪我リスク低下(かわる)。市場として、スポーツ市場の開拓。
同じセンサーでも、アレンジで全く違う世界が描けるのだと思います。逆に、同じ介入(できる)であっても、異なるセンサーによって実現できる世界が変わってくると思います。
この組み合わせを無数に試すことで、様々な未来を描くことができるのだと思います。
https://www.businessinsider.jp/post-161823