懲りない2度目の勝利宣言
金融政策は出口まで含めて評価されるべきであり、そういった意味ではFRBもまだB/S縮小に着手していない中で成否を問うのは明らかに尚早でしょう。ましてECBに関しては正常化の「裏の動機」が拡大資産購入プログラム(APP)にまつわる技術的制約であり、ファンダメンタルズとは何の関係もない論点です。順当にいけばユーロ圏HICPが+1%を割り込んでも不思議ではない状況下、勝利宣言は早過ぎると思います。先般のシントラ講演におけるデフレに対する勝利宣言で懲りたかと思いましたが・・・
http://jp.reuters.com/article/ecb-policy-draghi-idJPKCN1B30PP
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