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あなたの会社を救うレア社員「必殺仕事人」の特徴とは?-チームづくりの4象限マトリクス

こんにちは。小学生のときから、「専門職ではない自分が一生仕事するためには」を考えてきた翠川といいます。現在、2社クリエイティブ関連の会社を経営中、1社登記準備中(6月28日登記予定!!!)というステイタスです。会社員10年、独立起業して10年、まだ社会人歴四半世紀に満たないものの、色々なことに気がついた20年でした。

突然ですが私は、小学生の学級会の時間に「相手のいいところを3つ見つけましょう」といわれ(クラスの親睦を深めるためのアレ)てこれめっちゃいいじゃん!と思ってから、出会う人出会う人、この人はなんの才能があるのかしら、という視点でしか見ていない才能収集が趣味です。

才能収集大好き人間が、20年の社会人生活の中でマネージメント的に会社員10年経営者10年両サイドで仕事をしてきて思ってきたのが、

・おたく
・コミュ力おばけ

属性の人は信頼できる!!ということ。そうやって、才能収集をしてきました。そういう人が、ヤンキー属性(私含む)を助けてくれる形で、世界は回っている。私の周りには、各業界で一人で勝手に輝き、日々情報と技術を頼まれなくてもアップデートしているおたくと、複雑なコミュニティにぶち込まれても楽しく働けるようにコミュニケーションを取りホウレンソウの勘所が抜群のコミュ力おばけがたくさんいます(最高)。

そこに、最近急激に、これは属性として括っていいのでは・・・?という出会いが増えました。それは…

・必殺仕事人

属性です。私が年齢を重ねたため、いい感じに仕上がっている必殺仕事人に出会うことが増えた気もします。前述のおたく・コミュ力おばけの資質は「持って生まれたもの」であることも多いですが、必殺仕事人ばっかりは、「最初の目の付け所(センスともいう)」に「経験」がかけ合わさって仕上がっているため、熟成が必要です。

必殺仕事人の登場で働きマンマトリックスが出来上がった

完全に私の考えなのですが、この人たちでチームを作れば最高!というマトリックスが完成しました。

働きマンマトリックス
これができるチームの働きマンマトリックスだ!

縦軸:なんでも屋⇄専門職
横軸:オーナーシップ強弱
斜め軸(!):自己実現⇄他己実現

このマトリックス、けっこうすごいと思う。もちろん、役割がまたがることもあると思うし、知見や経験、プロジェクトによってどこに属する存在になるかは断定されない想定です。

必殺仕事人とはどういう人種か?

さて、私がここで指している「必殺仕事人」というのは、どんな人か。おたく属性とコミュおばけ属性は、どういう性質や人格か、なんとなく想像しやすいはずです。いますよね、周りにそういうタイプ。でも、必殺仕事人属性の人って、わかりにくい。属性自体が、シャドーパフォーマンス的だから。

必殺仕事人かどうやって目効くのか。割とこの人たちは、口には出さないけれどしっかり結果を出してくるので、そこを見逃さなければ良いだけです。アピールがないことに惑わされないことは必要です。

そしてこの種の人はとにかく「話が合うかどうか」で心を開いてくれるか否かが決まるので、話を合わせられる分野についての教養と圧倒的な好奇心を持っていないと繋がれません。(繋がったらとても楽しい)

下記のような特徴があれば間違いないといえます。

1.目立とうとしない、むしろバズらせないよう細心の注意をはらっている
2.メンタル強い(もしくは保つこと何かやってる)
3.全否定しない。暴れるなんてもってのほか
4.主張はしっかり持ってる。ぶれない。
5.兎にも角にも結果出す!!

世界中の、ある種の仕掛け・アウトプットはすべて、必殺仕事人でできているといっても過言ではないと思う。ありがとう!ありがとう!

必殺仕事人は、たぶん1番食いっぱぐれない

兎にも角にもアウトプットが求められるお仕事をしてきているので、事例など出しやすい=転職がしやすい。また、手に職があるようなものなので、なんなら独立してもいい。ということで、この種の人は一番食いっぱぐれがないです。

また、上記の1のような特徴があるので、組織に属している人もまだまだいると思うんだけど、そんなわけで、なんならいつやめてもいいとか思ってます。だ!か!ら!その上司よ!未来の必殺仕事人飼い殺してくれるなよ!と思うわけです。あなたの部下、未来の必殺仕事人かもしれません。

上記の記事の中でも、

「社名より仕事の内容で就職先を選ぶ傾向はより強まっている」と分析する。

と書かれてますが、私たち世代より上の必殺仕事人は、丸投げされながら結果的に専門知識と経験を得ていった人たちだが、若い世代が目指すところは着実に経験を積み上げるキャリアを望んでいるように見える。若者が目指すはまさに必殺仕事人属性なんじゃないだろうか。

必殺仕事人のキャリアとモチベーション

私が見る限り、沸々と静かなる闘志を燃やしているプレ必殺仕事人のキャリアは、規模に関わらず社長の右腕左腕というポジションが多い気がしています。気づいたら、破天荒(でも魅力的)な社長に丸投げされてナイスレシーブ&着地をさせていることが多かった…若い頃…みたいな感じですね。

この人種のモチベーションは、前述した通り「価値観についての話が合う人と働くこと」もしくは「自分の思うターゲットに、どうインパクトを与えられるかに裁量がある」ことです。要するに自分の狙ったアウトプットができているかどうか。

逆にモチベーション奪うモノは、「上記に当たらないものを評価として大袈裟に賞賛したりすること」です。ぶら下げる人参を間違えると、3回くらいで絶望されてしまいます=辞めようと心に決める

話が合う人と働くことがベストではあるので、「価値観を理解している体で勘違いした指摘をする」というのも、やっと縮めた距離を引き離すきっかけになるといえます。価値観は理解していなくてもいいので尊重するだけで良いです。その専門分野に繋がる言及は止しましょう。

未来の必殺仕事人は、貴重な人材です。腐らせてくれるな!働き方が色々になった今、こういった人材がどこにいて、どこで出会えるのが気になり出した昨今です。確実にいる、そして、良いアウトプットの裏には絶対に必殺仕事人がいる。必殺仕事人採集、今後も続けたいと思います。

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