再エネ推進は世界の潮流だが、ことはそれほど単純でもない。
エネルギーは各国それぞれの事情があるので、「世界は」で考えることも必要ですが、それだけでもダメ。
金融関係者が「気候変動をきっかけとしたリーマンショック」を恐れて、政策的に保護されている再エネに投資しておくのが最も安全な投資と判断するのは当然ですが、それに任せておくと、自由化市場に置かれた他の電源は再生可能エネルギーに押されて徐々に市場から退出していってしまいます。そうなると、再生可能エネルギーの調整役が確保できないということになるので、全体でどうバランスを取っていくかが難しいところ。
>再生エネの限界をあげつらう批判は、旧来型のエネルギーを擁護するのが目的の指摘であることがほとんどだ。
このコメントなんて、本当に残念としか言いようがない。もちろん旧来型のエネルギーだって莫大な雇用を抱えている訳で擁護する目的がないわけはありませんが、それだけと貶めるようなコメントには何の意味も感じない。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO28639940X20C18A3000000/
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