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“5年“は変化の可能性に溢れている

Plug and Play Japanは24日が仕事納めだったので、at Will Workの仕事をしながら読みたいと思ってた本や、観たいと思っていた映画やドラマを観ようと思っていたら、何度も読んだことある本ばかり読んでいます。

読んでいるのはビジネス書ではなく小説、そして原田マハさんの作品ばかり。「本日は、お日柄もよく」「総理の夫」「翼をください」「美しき愚かものたちのタブロー」そして今は「風神雷神」を読み進めています。新しいことにチャレンジする人たちの話が多く、逆境に負けずに進む姿やそこにかけられる言葉が素敵で、いつも同じところでじーんとしてしまっています。そして全然大掃除が進みません。

2011年の年越しから年末年始は海外で過ごすようにしていて、いつも色んなことを(例えば大掃除とかw)えいっと放って毎年違う都市に出かけて、ホテルからあまり出ずにのんびり過ごしていました。長期で休みが取れた時は自然がたくさんのところに行きたいな、とアフリカやアイスランドに。ここ最近は休みが少し取りづらくてアジアに。でもいずれの都市でも観光はほとんどせずに、本を読んだり読みながら寝てしまったり。そしてCNNを観ながら世界の年越しを見る・・・のが恒例でした。今年はカレンダーを見る限り久しぶりに少し長めに休みが取れそうだったので、どこに行こうかと年初にニヤニヤしていたのですが、まさかのこの事態。なかなかうまくは行きませんね。

・・とできなかったことを残念に思いつつ、久しぶりの日本での年越しを迎えるわけですが、今日は流石に大掃除をしようと思って本を置いて昔のドラマを流しながら(その時点でやる気がないとも・・)掃除をしていたのですが、何気なく流れてきたGleeの最終シーズン、最終話で完全に手が止まってしまいました。

 2013年から放送が始まったFOXのミュージカルコメディドラマである「Glee」。シーズン6で終わりを迎えたのですが、それぞれが新しい道に進んでいく・・というとてもシンプルな終わり方だったのですが、手が止まってしまったのはその年。それぞれの5年後、と描かれているのが”2020年”。

この放送、2015年だったんだと思うと共に自分の2015年、5年前を思い出していました。2015年はGoogleを辞めた年であり、at Will Workを立ち上げよう(まだat Will Workという名前はついていませんでしたが)という年。そしてat Will Workは”5年限定のプロジェクトとしてやろう“と決めた年でもありました。その時にこのドラマ、観ていたはずなのに全然覚えていなかったw

でも、5年ってなんでも起こりうるんだということを教えてくれる最終回でもありました。もちろんドラマですが。そう、5年って本当になんでも起こり得るんです。

この5年を振り返ると、想像していなかったことばかり。2回も転職するなんて思っていなかったし結婚生活が終わるとも全く想像できていませんでした。5年前とは仕事の環境ややり方、関わる人々も違う。こんな人生になっているとは、という感じです。

昨日は新卒で入社したキャリアデザインセンターの後輩と久しぶりに話したのですが、その時には全く想像していなかったキャリアだよね、と。目の前のことを全力で取り組んでいたらここに来た、というのが正直な感想です。「登る山を決めろ」と目標を決めた方がいいよ、と言われることもあるのですが私は相変わらず”決ないこと”を決めています。

シリコンバレーの合宿で一緒だったWAmazingの加藤さんがこんなコラムを書いていました。リクルート時代の上司に言われたという「川下り型のキャリアと山登り型のキャリア」の話はまさに、です。

さて、あと4時間ほどで2020年が終わり、at Will Work最後の1年でもある、2021年が始まります。2021年2月24日に実施する最後のカンファレンスでは、今日の私ではないですが「5年経って変わったもの、変わっていないもの、これから変わるもの」を様々なテーマで、様々な方にお話しいただく予定です。

「5年間の答え合わせ」だとよく話をしていますが、予想通りでもそうでなくても、5年間って結構色んなことが変わったよね、これからも色んな変化が期待できるよねと皆さんと笑顔で話したいなと思っています。

本当に大変だった2020年ももう終わり。2021年もまだ大変なことは続くと思いますが、もうちょっと先の次の5年、2025年に想いを馳せて前に進んでいける1年にしたいですね。

来年もどうぞ、よろしくお願いします!

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