積極的に取り入れたい昼寝習慣。タイパのよい方法とは
こんにちは、電脳コラムニストの村上です。
以前猫を飼っていたのですが(同時期に犬も同居していましたが)、いつも羨ましいなぁと思うことがありました。ご存知のようにネコは「寝子」が語源という説もあるほど、だいたい寝ています(笑)。昼間忙しくしているときにキャットタワーの上で気持ちよさそうにスヤスヤしているのを見ると、いいなぁと思うことが多々ありました。
私自身は不眠で困ったことがないくらい常に寝付きがよいのですが、若い頃は昼寝をあまりしませんでしたし、平日はそもそも昼寝をする場所がないのでしていませんでした。30歳を過ぎたくらいから、ランチ後にものすごい眠りに襲われることがあり、意識的にデスクに伏せて昼寝をしたりするようになりました。以下の記事をみると、眠気は12時間周期で変化しており午前2時と午後2時にピークがくるとのこと。なるほど、納得です。
コロナ禍の在宅勤務でよかったことのひとつに、いつでもちゃんと昼寝ができるということがあります。リビングのソファで昼休み中に15~20分の昼寝をすると残りの時間の集中が段違いでした。その際は直前にコーヒーか緑茶を飲んでカフェインを摂取するようにして、アイマスクをして昼寝に集中していました。
以前、日本は睡眠不足大国であるという記事を書きました。全体的に睡眠が足りていないので、昼寝を有効活用することは理にかなっています。
企業によっては積極的に昼寝を推奨し、薄暗い昼寝スペースを設置するところもあるようです。私の勤めている会社にも昼寝場所があり、ちょっとしたカプセルホテルのような部屋が用意されています。前日に深夜まで及ぶ会議があったときなどは、次の日のお昼休みに活用しています。
社内のみならず、町中に「仮眠ボックス」を設置する試みもあるようです。
東京・原宿に期間限定で出店していたようで、残念ながら体験することは叶いませんでした。立ったまま寝られるのか?というのをぜひ試してみたかったです。一説によると昼寝をする場合はベッドでしっかり寝る体勢をとるよりも、机に伏せるなどの不安定な姿勢のほうが睡眠が必要以上に深くなりすぎず効果的であるとのこと。
ベトナムなどの東南アジアの国では、昼寝習慣がかなり定着しています。前職でベトナム現地法人をみていたときは、オフィスにおく椅子などは昼寝に活用できるようにベンチ型にするなどの工夫をしていました。昼休みになるとカーテンを閉めて電気も消して薄暗くするのが当たり前。大体の社員が一斉に昼寝を始めるのには最初驚きました。郷に入れば郷に従えということで、私も一緒になって昼寝をしたことを記憶しています。
立ち寝ボックス、ぜひ体験してみたいものですね。
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タイトル画像提供:Graphs / PIXTA(ピクスタ)