幸せな社員は創造性3倍、生産性1.3倍
何故、働き方改革が必要かが重要である。どんな社会を創りたいのか。今のどこがダメなのか、変えなければいけないのか。
現在の働き方の源流は、フレデリックテーラーにある。業務の標準化と横展開である。これは機械のように働け、ということである。
機械のように働くのは、杓子定規で、融通の利かない働き方である。しかし、需要が求めているのは、そのような一律で杓子定規なサービスではない。それなのに、従来の標準化と横展開をよしとすることで、価値を生めなくなっている。需要に加え、供給側の人間も多様性がある。これを活かせない。価値を生めない、従って生産性が低い。
これを変えなければ、変化や多様性を求める需要に応えられず、多様な強みを持った人の能力や意欲を引き出し得ない。だから働き方の考え方を大きく転換すべき時期に来ているのである。
ここに下記の記事にある顧客と従業員の幸せを高めることが大変重要な役割を果たすのである。変化や多様性に対応するには、試行錯誤とそれからの学習が必要である。そして、それは一部の人の問題ではなく、全員の問題である。そのような日々の試行錯誤や学習のためには、精神的な原資が必要だ。
それが幸せ、ハピネスである。既に、学術論文でもハピネスが高い状態では、困難でも大事なことに挑戦することが多いことが報告されている。