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どのSNSを選ぶべきなのか? この選択が(おおげさではなく)人生をも左右する

SNSって、身近なものですよね。しかしながら、身近過ぎて、「どのSNSを使うか」なんて普通は慎重に考えたりしません。カジュアルに、なんとなく使い始めるというパターンが圧倒的に多いと思います。

しかし、です。どのSNSを使うか、これは人生にかなり大きな影響を与えるものです。SNSに一定以上の時間を使う人はなおさらです。

SNSでは「情報の取得」もできますし、「発信」もできます。また、「他者との個別の交流やネットワークづくり」もできます。まさに、現代のコミュニケーションを司るプラットフォームともいるでしょう。


僕が若い頃は、「どの新聞を購読するか」は割と大きな決断でした。読売、朝日、毎日、産経、日経、各地方紙… いろいろ選択肢はありますが、それは、自分がどのような思想や軸を持っているか、どういうライフスタイルを選択しているかの反映でもありました。

また、購読する新聞からの影響も受けるわけです。だからこそ、その判断が重要ということになります。

どのSNSを使うかという選択は、実はそれ以上に大きい影響を及ぼすものではないかと思っています。新聞の機能にあった「情報取得」意外に、「誰と付き合うか」という重要な機能もある訳ですから。


人生は、接する情報や付き合う人によって大きく左右されるものです。だから、SNSで流れてくる情報や、人々の意見や行動は、自分にも日々とても大きな影響を与えていると認識した方がよいと思います。

だからこそ、「意識的に使うSNSを選び、その後も取捨選択を慎重に判断する」ことはとても大切なのですよね。

SNS選びは、「生命保険選び」にも通じるところがあると思っています。生命保険は、生涯に渡って払うトータルの金額を考えると、実はものすごく大きい買い物です。しかし、あまりそのことに思い至らず、目の前の小さな判断材料で加入してしまう人も少なくありません。

SNSも、トータルで使う時間を考えたら、ものすごく大きな投資だともいえます。しかも、お金よりもさらに貴重な「自分の時間」の投資です。そのSNSは、自分の時間を投資するのにふさわしいものか、自分の人生に資するものか、それはよくよくしっかりと考える問題だと思います。


ひとつ、僕自身の話を共有しておきます。それは、Twitterの運用についてです。Twitterは、昨年から大きな動きが続いています。まさに「イーロン・マスク劇場」ですよね。


いま、自分自身、Twitterの先行きが見通せていません。そしてそれは、全世界の人も同じだと思います。さまざまな専門家がいろいろな解説や予言をしてますが、確実に何かを断言できる人はいないはずです。

イーロン・マスク氏自身でさえ、Twitterの将来について何か絶対的な確信など持っていないと思います。ものすごく経営が上向きになれば継続して力を入れるかもしれませんし、一方で、風向きによっては、クローズしたりファンドなどに再売却するというオプションもあるでしょう。経営者としては当たり前のスタンスだともいえます。

ということは、文字通り、Twitterの将来など世界中の誰一人としてわからないという状況です。


ですので、僕は、いまTwitterは「様子を見ながら」運用しています。これからの投下時間が、どれくらいのリターンになるかが見通せないからです。だから、運用を拡大するというよりは、これまでのつながりを大切にしつつ守りに入っているというイメージです。

その分、他のSNSに力を入れています。このnoteや、Voicy、LinkedInなどなど。自分なりのSNSポートフォリオ再構築ですね。どのSNSにどれくらい時間を使うか。どういう情報を得て、どういう人とつながるか。先に述べた通り、それを慎重に考えることが重要だと思うからです。


もちろん、いまTwitterに全振りして、一球入魂でがんばっている人が将来的に一番大きなリターンを得られるという可能性もあります。それは、その人の投資眼が良かったということだと思います。

そしてこれこそが、まさに「SNS活用は自己責任において選択すること」だと思うのです。人によっても違うでしょうし、いろいろな考え方があるはずです。これだけが唯一絶対に正しい、などという解はないはずです。


SNS選びは、投下時間も含め、本当に人生に大きな影響を与えるものです。そういう時代です。だからこそ、どのSNSを選び、どのように続けるか、それはあらためて慎重に考えていかねば、と思っています。


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Voicyで、この内容についてさらに掘り下げました。よろしければぜひお聞きください!


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