今年の訪日外客消費は5兆円超えの可能性

今年も訪日外客数の増加が期待されています。

実際、JTB総合研究所が昨年末に公表した「2019年の旅行動向見通し」によれば、今年は訪日外国人が昨年の3160万人から+12.3%増の3550万人にまで増加すると予想されています。

一方で、直近の訪日外国人旅行者の平均消費額は15.3万円となっています。

このため、今年もこの金額が大きく変わらないと仮定すれば、訪日外国人の旅行消費額は昨年の4.5兆円から5.4兆円に増加することになります。

こうした予想の背景には、今年はG20の各会合やラグビーワールドカップが全国各地で開催されることがあります。

直近3月時点の訪日外客数は季節調整済年換算で3300万人ペースにとどまっていますが、今年は改元関連イベントに伴う日本人の旅行増加に加えて、外国人観光客の消費増加に期待したいものです。


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永濱利廣(第一生命経済研究所首席エコノミスト)

第一生命経済研究所経済調査部首席エコノミスト。あしぎん総合研究所客員研究員、跡見学園女子大学マネジメント学部非常勤講師を兼務。総務省消費統計研究会委員、景気循環学会理事。専門は経済統計、マクロ経済分析。

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