こんにちは！リデザインワークの林です。

こどものころ、ドラゴンクエストで夢中になって冒険をしていました。
仕事人としても、経営者としても、多くのことをドラクエから学び、今に活かされているので、そのことについて書いてみたいと思います。

ちなみに、僕はドラクエⅢがデビュー作です。沼でしたねｗ

強みの違いとチームのあり方

まずは何と言ってもこれです。
皆さんご存知のように、ドラクエでは、勇者、武闘家、戦士、僧侶、魔法使い、遊び人など様々な職業があり、転職することもできました。

素早さが高い武闘家、回復呪文が使える僧侶、攻撃魔法が使える魔法使い、攻撃力とHPが高い戦士などなど、それぞれの強みが明確です。

そして、その強みの違いを組み合わせてこそ、強いパーティーになります。
全員が僧侶でも、全員が戦士でも、全員が魔法使いでもバランスが悪く、強敵に勝つことはできません。

実際仕事において、
プロジェクトを組むときにも、事業単位での経営ボードメンバーを組むときにも、これは強く意識をしています。

例えば、僕は、人間的に徳があり、既存事業をしっかり守るのが得意な人を僧侶と呼んでいたり、戦略設計が得意で、新しい方法を生み出したり試したりするのが得意な人を魔法使いと呼んでいます笑

などと会話をしながら、チームを組んだり、変えたり、最適化していたりしています。ドラクエのパーティーと同じですね！

作戦の明確さと徹底

次は、これです。「みんながんばれ｣・「ガンガンいこうぜ｣・「いのちだいじに｣ ・「じゅもんつかうな｣・「じゅもんせつやく｣・「めいれいさせろ｣
などが選択できるのですが、この作戦に合わせてみんなの戦い方が明らかに変わります。

「ガンガンいこうぜ」を選択すると、みんな魔法なども最大限使いながら、長く戦えないけど、短期戦で一気呵成で勝負したいときにはベストです。
「いのちだいじに」を選択すると、少し傷つくと、すぐに回復したり、防御を固めたりして、守りながら長期戦で勝負したいときにはベストです。

このように、作戦はシンプルで、誰がどのような行動をして、どのような行動をしないのかが明確です。

戦略を立てる時には、その言葉の通り、戦を略さないといけないので、何をドライブするのか？何は捨てるのか？を明確にするように意識しています。
また、人事評価制度も、戦略との整合性を大事にしていて、戦略をドライブする行動が評価され、抑えないといけない行動がネガティブになるように設計・運用することを大事にしています。

チームで作戦を明確にすること、そして、その作戦に合わせた行動を徹底することがいかに重要かを教えてくれました。

このどちらかが機能しないと、すべて「めいれいさせろ」でやらないといけなくなり、ゲームの中でも大変ですし、ビジネスにおいては、みんな人間なので、すべて指示されるとテンションが下がったりなど、ゲームでは出てこない複雑な要素もからまり、良いことはあまりないです笑

人生レベルでの仲間とのつきあい

ドラクエの中で、ルイーダの酒場という場所があって、そこで新しい仲間と出会い、冒険を共にすることが出来たり、別れたりすることができます。

ずっと同じ仲間で最初から最後まで冒険することもできますが、途中途中で、次のダンジョンやボスの特徴を踏まえて、仲間の強みを考えてチームを組んで冒険を進めていきます。

一度仲間と別れ、冒険を共にしなくとも、ルイーダの酒場に行けばいつでも出会え、共に冒険に出ることができる関係がとても素敵だし理想だと思っています。

過去一緒に働いた仲間と独立したり、経営したり、プロジェクトベースで一緒に働いたり、常に出会いも別れもあります。

なので、仕事で難しい挑戦を一緒にした仲間は、戦友だと思っていますし、その後、違う会社や違う事業で分かれたとしても、いつでもまた一緒に戦うこともあるし、永遠にルイーダの酒場仲間という感覚をもっているのは、ルイーダの酒場の世界観が好きなんだと思います。

会社や事業部を出たものは裏切り者的な村社会的な文化の会社もまだありますが、そういう人たちは、ドラクエをもう一回やった方がいいと思いますｗ

他にも、ドラクエから学んだことは数えきれないですが、一旦大きく３つを書かせてもらいました。
皆さんとも是非、ドラクエから学んだことというテーマで語り合えればと思います！

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