マクロ経済を左右するかも
やはりトヨタといえば、日本の春闘の明暗を左右するといわれて久しいですから、この最高益の結果がどこまで今春闘に反映されるか次第で、来年度の日本経済も大きく左右されるかもしれません。
振り返れば、2016年の春闘は年明けからチャイナショック第二弾でマイナス金利導入後も市場の混乱が収まらず、結果として春闘賃上げ率が前年から大きく下がりました。
今回も同様のタイミングで市場の混乱が発生しましたから、前年の好業績や物価上昇よりも今後の不透明感を重視して、企業が賃上げに慎重姿勢となれば、来年度は実質賃金マイナスとなり、国内の消費環境は厳しくなるかもしれません。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO26593610W8A200C1EA2000/
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