Q. #社長に出社してほしいですか → A.出社しなくていいです。
以上。
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なんて、冗談です。
タイトルだけでCOMEMO投稿募集を終えようと思いましたけど、日頃から自由なCOMEMO過ぎると、各所で話題なので、真面目に僕のオピニオンを書こうと思います。
今回も、ユニークなテーマです。フリーランスや個人事業主でもない限り、企業に勤めているサラリーマンであれば、その所属する「長」が、必ずいらっしゃいますよね。
僕のサラリーマンキャリアで、ご一緒した機会が多かったのは、パルコ牧山社長。
僕が店舗勤務の頃から、常に気にかけていただいておりました。(僕だけでなく、牧山社長は、人の顔や名前を覚えるのが本当に得意で、毎年20人くらいの新入社員のことを全員覚えていらっしゃいました。)
僕の本社勤務時代(経営企画室や店舗運営本部)は、とくに近くで働かせていただき、牧山さんの視座・視野・配慮など、多く学ばせていただきました。
僕のような一般社員の退職の時も、個別にお時間をとっていただき、社長室でお話させていただいたことを今でも記憶しております。(僕は退職時、最後の執務フロアでも、送別会でも泣かなかったのですが、あの時だけ、泣きました。)
社長と社員の距離は、とても近かったです。社長室は14階にあったのですが、僕の所属部門のあった12階まで、よくフラリといらっしゃておりました。また、日々ご多忙にも関わらず、店舗巡回も足繁く行っておりました。
あの時のような空気感や距離感は、社長が出社しているからこそ、そして、社長のキャラクターとの掛け算で豊饒されていたものだと思っています。
上述のエピソードは、2004年〜2016年にかけてのものです。
時代は変わって、2020年。
スタートアップに転職した僕は、より社長と近い距離にいることになりました。(こんな方です👇)
庵原社長は、従前から公言していましたが、もともとはリモートワークに否定的でした。その理由は、こちらの取材でも語られています。
2019年に僕がJoinした時、当時の弊社にリモートやフレックス制度がないことを入社してから知りました(笑)。「スタートアップ・ベンチャーにしては珍しい」なんて声も周囲からはありましたが、理由は上記の記事のとおりです。(現在は、環境変化に柔軟に対応する形で実施されています。)
今の僕(や組織)は、比較的、社長とも近い関係値で働いているため、また、近い、といいつつも、"日常的な"職務は、社長が直接判断をしいなくても機能する事業フェーズにあるため、お互い在宅リモートでもコミュニケーションに難なく遂行できていると僕は捉えています。
なので、僕なりの、冒頭タイトルの、この「解」になります。
Q. #社長に出社してほしいですか
A.出社しなくていいです。
ただし、上記の取材記事の通り、オフィスが好きな社長です。
つい先日もこんなツイートを。
とのことなので、社会環境の変化に合わせて、弊社の働き方も、また変容すると思っています(笑)。
これは、決して「逆戻り」「退化」ではなく、より環境適応した形でスタイルを確立すると思っています。
たまたま僕は、テクノロジーを提供する企業におり、就労するスタイルも、デジタルツールをフルに活用し、社内外に滑らかなコミュニケーションを実現できる環境にあります。
この数ヶ月の外部環境変化で、社長(重役)が出勤しようが、しまいが、継続運転できる強さを手に入れた企業(チーム)は、強いと思っています。
ちょっと話は変わりますが、ヤフー川邊健太郎社長は、それをさらに強みに変えていらっしゃると思いました。「上半身力」、そして、バーチャル背景を利用せずとも、USPを手に入れています(笑)。
そんな本日のCOMEMOヘッダー画像選びは「president」や「boss」で検索したのですが、いい画像が見つからず、「船長」=「Captain」でみつけたこちらにしてみました。
こんな船長となら、どんなに環境変化が起きた航海でも、やっていけると思いましたので。(ややキャラクターが破天荒すぎるかもしれませんが。)