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「小さな成功」の積み重ねが未来を創る!〜大切にすべき3つの習慣〜

日経COMEMO KOL / 株式会社Another works代表の大林です。複業したい個人と企業・自治体を繋ぐ総合型複業マッチングプラットフォーム「複業クラウド」を運営しております。

創業から5年が経ち、経営者として50名を超える多くのメンバーの人生を預かりながら日々経営するの中で、私が特に大切だと感じている習慣を3つにまとめました。これから起業を目指す方、創業期の経営者の皆さん、リーダー・マネージャーの方、これからチームを持ちたい若手の皆さんへご参考になれば嬉しいです。

1. 毎日、小さな成功を記録する

経営者の日々は課題や問題に向き合うことの連続です。そんな中で、小さな成功や前進を見逃さず記録することが重要だと感じています。

私は毎晩、その日あった小さな成功を3つノートに書き留めています。例えば、「新規顧客との良い商談ができた」「チームメンバーが新しいアイデアを出してくれた」「長年の課題に一歩前進があった」などその日にあった本当に小さい成功でもいいのです。

これを続けることで、日々の仕事の中にある「勝ち」を意識的に探すようになります。そして、それらの小さな成功の積み重ねが、大きな成果につながっていくんです。

また、調子の悪い日にこそ、この習慣が活きてきます。必ず3つ成功体験を見つけようとすることで、ポジティブな視点を保ち安定したパフォーマンスを維持し続けることができます。経営者や部下を持つマネジメントレイヤーにとって安定したパフォーマンスは欠かせません。まずは「毎日、小さな成功を記録する」を実践してみてください。

2.できる理由から探し続ける

ビジネスは本質的に困難な課題を解決するゲームです。当然ですが、簡単に解決できないからこそ人生の時間をかけて悩み、行動し続け、解決する価値があるのです。だからこそ無理難題な課題をいかにチームで頭を使い、圧倒的な思考と試行で一縷の光を見つけていくことが大切です。

しかし、困難な課題であればあるほど「できない理由」ばかりが立ちはだかっていきます。「〇〇が障害になるからできない」「前に〇〇で失敗したから今回もできないと思う」など思考が停止し、できない理由ばかり並べて一向にビジネスが前に進まないケースを本当に多くみてきました。周りから「うまくいかないと思います」「これは無理じゃないですか」というネガティブな発言を受けることも少なくありません。

だからこそ経営者やメンバーをリードする人間が率先して「できる理由」から探していくことが重要です。「これはどうやったら実現できますか?」「難しい課題ですね!わくわくしますね」「こうなれば実現できますね!」といった思考と発言を常に口にし続けることで、自然と周りもポジティブになり、突破口が見えてくるはずです。

3.感謝を言葉にして伝える

最後に、常に「感謝を言葉にして伝える」ことを習慣として大切にしています。感謝は思っているだけでなく、言葉にしなくては意味がありません。当たり前ですが「ありがとう」と心の中で思っていても相手には全く伝わらないですよね。胸の内で思うのではなく目を見てはっきりと「ありがとう」と言葉にして伝えることを意識すべきです。

どんな小さなことでも構いません。毎日やってくれている業務でもいいのです。MTGが終わったとき、部下からアウトプットが上がってきたときなど日々の業務におけるコミュニケーションはもちろん、差し入れをもらったとき、ドアを開けてもらったときなど些細な気遣いにも感謝を言葉にして返していきましょう。業務上、チャットで「ありがとう」と伝えることはあっても、目を見て直接伝えることが少ないかもしれません。しかし、目を見てまっすぐに感謝を伝えることで、より相手は嬉しく、感謝の想いが伝わっていくものです。なかなか時間が合わない相手に対しては、机にお菓子を添えて手紙やポストイットに書いて感謝を伝えるのもおすすめです。

想いを共にする仲間にこそ、甘えず、日々の感謝を伝え続けましょう。

以上、大切にすべき3つの習慣についてお話しました。すぐに実践できる日常的なものを3つまとめましたので、参考になれば嬉しいです。

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大林 尚朝 / NAOTOMO OBAYASHI
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